~遠藤式子育ち理論研究所~遠藤さんの子育ち

遠藤式子育ち理論実践中の子育ち家族です👨‍👩‍👧

E講座:子との付き合い方①

【親と子の付き合い方】
保護:必要な世話
場面に関係なく必要なのは「環境の安定」
※室内環境に限らず、子を取り巻く全て
(室内・屋内・地域・社会環境・自然環境)
 
干渉:余計なお世話ではあるが、必要なお世話。
本来は「余計」ことでもあるから徐々に減らしていく方向になる。
※これが子の育ちを手伝うということでもある。
場面に関係なく必要なのは「危険な場合」
※命が危ぶまれるような緊急事態を要する場面で
一番有効なのは「逃げる」こと。
・命の場面:強制する
・遊びの場面:まねする
 
まねも余計なお世話であるので、徐々に減らしていく。
※人間は心のありようとして退行現象を起こすこがある。
それが「赤ちゃん返り」
成長してから退行現象を起こしたときなど
(気持ちが落ち込んで愚痴を言っていたりするなど)は
意識的に「まねで返すこと」で落ち着くのが早くなる。
・生活の場面:指示する
・学習の場面:説明する
 
放任:見守る(母親)・黙って見ている(母親・父親)
・見て見ぬふりをする(父親)
全て「干渉」の逆。
 
・命:強制しない
・遊び:まねしない
・生活:指示しない
・学習:説明しない
 
母親の役割→「強制する」「まねする」「指示する」「説明しない」
父親の役割→「強制しない」「まねしない」「指示しない」「説明する」

子育てとは「失敗」「試練」(=危険)を「安全に」与えること、とも言える。
可能性としては失敗が起こりうるが、大事に至らない場合には
あえて失敗を経験させる方がよいこともある。
※プールで周りに人が見守る中での着衣泳など。
ちなみ「はじめてのおつかい」は一般的には危険性が高い
テレビ番組では撮影クルーが周りを取り囲み
子の「安全」が保障されるからこそ成り立つ。

実際に個人でやるならば「子育ち的買い物」をしている子のみ。
自分の家から歩いて行ける範囲(道中もよく知っている中)で
かつ対面販売の個人商店のような店で
何度も母親と一緒に来店していて顔なじみになっていること。
さらに、子が一人でおつかいに行くを事前にお願いをし協力を得られるという
段取りをした状態なら可能である。
(段取りなしに子だけで買い物に行かせることは店側にとっても迷惑になり得る)
 
危険は予測できる場合と、無防備状態とを比較すると
ケガの仕方が全く違い
予測できる場合はかなり軽減される。
危険をあらかじめ体験しておくと、危険を回避する可能性が高まる。
『危険の種類を大人が十分に把握して、
危険に突き合わせる訓練を子どもにするといい』という記述について。
最近は防災館があるのでそういうところで体験しておくとよい。
防災館に行くこともある意味早期教育なので、6才以降が望ましい。
(「早期教育」そのものを否定するつもりはないが、なるべく避けた方がいい。)
危険に突き合わせる訓練を子どもにするといい』という記述について。
最近は防災館があったりするのでそういうところで体験するといい。
 
 
6歳以前の子をキャンプや山登り、TDL早期教育のひとつ。
少なくとも6歳以前には、キャンプはやらない。
子育ちっ子なら5歳くらいから可能だと思うが、理論上は6歳以上。
原則からすると緊急事態は「逃げる」ということだが
6歳以下の子がいる場合そもそも近づかないということが大事。
(体力のない子ほど先に命を落としてしまうから)
 
歩いていて転ぶ可能性はあるが、
転んでも大事に至らないことが多いので
対処法を身につけるとうい意味で転ぶという経験も必要である。
 
山登りも早くて6歳以降が望ましい。
滑落するような危険な場所で手をつなげば
3点支持のバランスが崩れて、さらに危険度が増す。
 
本人たちがイベントの計画などを立て始めたら
TDLに出かけられる時期。
子が計画を立てて、車で夜に出て朝に着く計画にしたとしても
子自身が計画を立てていて
行った時のイメージがしっかりあるので車中であってもさっさと寝てしまう。
(親が計画を立ててしまい、子が乗っかるだけだと
子は興奮して寝ずに肝心の場面で寝ていたりすることも)
行った時のイメージがしっかりあるからこそ、教育効果も高い。
育児的に言うとTDLに連れて行くのは教育のひとつ。
車を使わずに、色々な交通機関を体験したり
どうやってアトラクションを回るか計画を立てたりするなどの
教育効果を高めるには6歳以降にでかけるのが望ましい。
 
※Fさんの講座録から引用し作成しています。