~遠藤式子育ち理論研究所~遠藤さんの子育ち

遠藤式子育ち理論実践中の子育ち家族です👨‍👩‍👧

E講座:子との付き合い方③

・学習は「強制」+「説明」
子育ちっ子でも学習は怠けるため、「強制」が入ることになる。
(宿題でも「終わり」をはっきりさせ、時間切れ以降は答えを言って書かせるなど)
 
【学習場面】
◆~0歳◆
・わらべうた、うそうた:どの場面にも有効な万能型
・生活場面の指示(「やっていること」)と違い
意識的に「やってみせること」は教えたことになる。
母親ができる教え方はこれのみ。
しかもそれをなるべく教育(学習)っぽくしないで
(「ほらほら、見てごらん」とはやらない)ために
実際に生活場面では「ちょっとやってみるから見ていて。」と
見本を示したり、遊びの場面では見てるな、と思ったら
おもちゃで遊んでみるなど・・・という形で行う。

よく周りを見ている落ち着いている子ほど
それを感知してパッと同じことをする。
(周りを見ながら、自分の行動にどんどん取り入れていく)
落ち着きのない子は周りを見れないので
落ち着いている子との差がどんどん開いてしまったりする。

◆1歳~◆
・ファンタジー言語による語り
事実に基づいた物語り
①覚えている昔話・伝説・民話・神話
②家族の昔話
③きのうのできごと(日々のできごと)
④うそばなし(面白くなくてよい。面白いと寝なくなるから)
---------------------
⑤語り読み:本人が本を読むのを親が手伝うという感覚
(F講座参照)であり、「読み聞かせ」ではない。
※「将来子が本を読むかどうか」は別物。
この時から既に子は「本を読んでいる」状態にある。
論理上でもこの頃は母子一体の時期であるので合致している。

子は園では対集団なので「読み聞かせ」であり
「先生この本、読んで」となるが
家庭では「この本、読む」と言って持ってくる。
技術的に未熟で読めないのを親が手伝うという形で
膝に入って子と一体(一人格)となり本を読む。
こうしていると本人が「読んでいる」感覚なので
自分でできることはやるようになる。
最初は「めくる」ことから→内容を覚えて丸暗記読み
→文字が一致すると「読む」ようになる。
兄弟に読んでやるようになるが、親の役割として語り読みは必要。
 
言葉の意味はまだわからないが、
言葉に意味を持ちだす2歳位に向けて
自己訓練も含めて1歳くらいからはじめると良い。

※Fさんの講座録から引用し作成しています。