伝える力と交渉力
5歳9ヶ月のうみくん。
最近、表現力というか
伝える力が身についてきたなぁーと感じることもしばしば。
(こちらも→うみくんと秋のつれづれ)
そしたら、先日のえんどう豆の会で
「最近、指示出しに動いてくれないっていうか
こうしたい、ああしたいっていうんですよー」と。
あー、これ、日課の交渉かも・・・。
うみくんにもありました。
日課の交渉。
講座でも遠藤さん。
5歳までは状況によって日課がかわる。
5歳からは相談して決める、とお話しされます。
その子によって時期は多少異なりますが
自分のなかで段取りをつけてこうしたいと
母に交渉しているんだろうなーと感じました。
子育ちの日課・まね・指示には
考えたり工夫する力や計算力の要素がつまっているので
ある程度の時期になると
子が日課の交渉をするようなのです。
日課の交渉をされた子も
時間に区切りがあるように
身体の中に時計があるかのごとく
日々の生活のリズムで自然に身体が動くような
子育ち的な日課で過ごしているお子さんでした。
すると、お話しを聞いていた方が口々に
「あっ、うちも!」
そういえば・・うちもです・・」と。
現在、子育ち受講中の方でも
お子さんは年少さんから年中さん。
うみくんもそんな感じでした。
(こちらも→情動のコントロール 情操の時期?)
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ここからは私の見解ですが・・・。
「先回りせずに子からの発信を待つ」
これが交渉力にもなりプレゼン能力ともいえる
伝える力にも結びつくのではと感じています。
子育ちの日課・まね・指示には
交渉力や表現力、伝える力を養う要素もあるのでは・・。
最近のうみくんから感じていたのですが
子育ちっ子の様子を聞いていて
やっぱりなーと、さらに強く思ってます。
入学試験や就職試験の面接、会社のプレゼンテーションなど
様々な場面で「伝える力」を求められる時代になってきています。
子が成長していく中で求められる要素は
さらに増していくと思われます。
この伝える力と交渉力は
子育ちの日課・まね・指示という
日々の実践の中で培われていくのかもしれません。