~遠藤式子育ち理論研究所~遠藤さんの子育ち

遠藤式子育ち理論実践中の子育ち家族です👨‍👩‍👧

まねでかえす

私と子育ち同期のSちゃん。
この4月から新しい一歩を踏み出しました。
 
そんなSちゃんが近状についての記事をメルマガにしていたので
ご紹介しますね~。
 
ー・-・-・-
 
おはようございます(*^_^*)
 
4月は新しいこといっぱいですね。楽しめていますか?苦しんでいませんか?
★★★
今週から4年ぶりに看護師復帰しています。帰ってくると緊張からどっと疲れますが、楽しいんです☆
 
下の赤ちゃんも保育園かわいそうかなと思っていましたが、毎日、一日中ニコニコ過ごしているみたいで良かったです。
 
今日は私の看護師復帰で気づいたことを書かせてくださいね。
 
以前からよく登場する「遠藤さんの子育ち講座」
 
この中で「まねで返す」という言葉があります。
 
ただただ子どもが言ったことをまねで返していく。赤を青って言っても「青だね」。「やだ」って言ったら「やだね」。
 
単純なんですが、意外に難しいんです。ついつい、子どもより上だという認識があるのかなー?アドバイスをしたり、指摘をしたり、裁判官になってみたり、意外に口出ししてしまうことが多いんですね。
 
まねで返してもらうと、子どもは「ママは自分のことを分かってくれている」と安心し、納得し、前向きになれるんですね。
 
でも、自分の言ったことに対し違う返事がきたり、「だめ」と言われたり、「こうしなさい」っていうアドバイスがきたりすると、子どもは「ママは自分のことを分かってくれない」「もういい」時には、癇癪となって現れたり、駄々コネ、暴れる、無気力となってしまうんですね。
 
どうして?
 
人間は老若男女ともに「認められたい」んです。
 
自分のことを分かって欲しい。
 
だからこそ、まるごと受け止めて欲しいんです。
 
気持ちはどんなことでもOK
 
ただ、その後の行動はどうしたらいいのかを考えられればOK
 
嫌いなこともあるよね。やだって思うこともあるよね。怖いこともあるよね。苦手なこともあるよね。今はどうしてもやりたくないことあるよね。
ぜーんぶOK
 
それをまるごと受け止めてあげるのが「まねで返す」
 
私が働かせて頂いているのは、特別養護老人ホームと言って、63人の利用者さんは100%認知症があります。そして、家族が在宅では介護困難。最後の看取りは病院ではなく施設を希望され入所されています。
 
だから、利用者さんは退院、退室は=死を意味します。亡くなるまでこの施設で暮らすんです。
 
そのため、施設内では家庭と同じように過ごすため、看護師も介護員も私服です。
 
認知症のある方は、不安がとっても大きいです。ある方は息子さんが目の前で自殺をしました。その現場を見てしまい、それから認知症にとなっています。そのため、常になにかにしがみついていないと不安だし、口癖が「どうしたらいいの?」をずっと言っています。
 
「分からん」をずっと言っている方もいます。
 
こうやって不安の大きい方に対し、「ダメ」「こうしなさい」「何やってるの?」って言うとどうなると思いますか?
 
暴言を吐く、叫ぶ、叩く、噛む、つねる、感情失禁、
 
そうすると、家族・看護師・介護員さんたちはイラっとしてしまいます。こっちはこんなに重労働の介護をやってるのに、なんてことするの!って。
 
みんながみんなではないですが、家族が手を上げてしまったり、介護員さんが怒鳴ってしまうことは多々あります。今までの病院でも同じでした。
 
だから、どうしたらいいの?
 
「まねで返す」です。
 
「分からん」って言ったら「分からんね」
 
「どうしたらいいの?」って言ったら「どうしたらいいんだろうね」
 
そうすると利用者さんたちは、すーっと落ち着いていきます。そして、時々ニコってしてくれるんですね。
 
働いて3日目ですが、やっぱり「まねで返す」は子どもだけではない。みんな同じなんだなって思います。
 
42歳になると、人生はUターンし子どもに返っていくと言われているので、老人は子どもと
 
同じくらいに強く反応が出ると思います。
 
でも、老若男女ともに、みーんな「認められたい」
 
頑張りを分かって欲しい
 
よくやったねって言って欲しい
 
いつも頑張ってるねって言って欲しい
 
助かったよって言って欲しい
 
誰かの役に立ちたい
 
喜んで欲しい
 
そしたら、どこからかすんごいパワーが出てきて、「よーし頑張るぞ」って前向きになり、チャレンジし、失敗しても糧にでき、どんどん達成感を感じられ自己肯定感が上がっていくんですね。
 
その基礎が「まねで返す」
 
ぜひぜひ、まずは反応がいい子どもさんで試してみてくださいね。
 
とっても嬉しそうな穏やかな表情になります(*^_^*)
 
今日も長い文章を最後まで読んで頂き、ありがとうございました。
 
あなたとあなたの家族に幸せがいっぱい訪れますよに。
 
★★★
勇気づけ小冊子の申込み、ありがとうございます。
いつでも受けつけていますので、遠慮なく言ってくださいね。
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私も、藤さんの子育ち理論は子育てだけではなく、
介護へも当てはまると思っているひとりです。
 
講座で遠藤さんから
子育ちとバリデーションは似ていると
聞いていましたが
Sちゃんのメルマガで、
やっぱり、子育ちだな~と、実感しました。
 (4/15 一部修正)