~遠藤式子育ち理論研究所~遠藤さんの子育ち

遠藤式子育ち理論実践中の子育ち家族です👨‍👩‍👧

指示の内在化①

遠藤さん、講座では
指示は気づいてもらうこと、判断をする見本
と、お話しをされます。
 
日々の生活の中で子に指示出しをしていると
子は指示の内在化ができるようになる。
それが、自己判断の証なのだそうです。
 
講座でお話しを聞いていても
なかなかイメージができなかったのですが・・・。
 
 
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今日のできごとです。
うみくん、幼稚園から帰宅後
いつものように日課で過ごしていました。
 
うみくん、手洗い・うがいのあとおやつ
そのあと、何やらひとりで遊び。
母は夕食準備の頃に
「夕ご飯、つくりまーす」と、うみくんに一言。
 
うみくんが一緒にやってもやらなくても
淡々と夕食づくりにはいります。
 
最後のお皿に盛りつけるころにうみくんやってきて
うみくん、やる~」と、お皿に盛りつけました。
 
盛りつけたものをうみくんの木製プレートに乗せ、
食卓まで運びました。
そして、そのまま夕食を食べました。
 
うみくんの夕食後、母が
「お母さん、お風呂に入りますー」と、言うと
うみくんも入る~」と、母のあとを追ってお風呂場まで。
 
「お風呂を洗います」と、母が言うと
うみくん、まだ、お掃除できなーい」と、うみくん
「そっか~、うみくん、まだできないね~」と、母は
お風呂の掃除を終えて給湯器のお湯はりスイッチを押します。
その様子をうみくん、傍で見ていました。
 
お風呂場をあとにした母を追いかけてきたうみくん
「お母さん、おふろのふたがしてないよ~」と。
 
はて?お風呂のふた・・?と、思いつつ
「お風呂のふたがしてない?」と、母。
「そうそう、お風呂のふた~、だからきて~」と、うみくん
母をお風呂場まで誘導します。
 
見ると、湯船の栓を忘れていました。
「わぁ~、ありがと~。お母さん忘れてた~」と、
母がお風呂の栓をしようとしたら
うみくんがする~。うみくんがやる~」と、手足をばたつかせて
大きな声で叫びます。
 
お風呂場の洗い場の上にタオルを引いて
うみくんがお風呂の栓をしました。
 
 
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今日の母はうみくん
何一つ指示出しをしていません。
うみくんには指示出しではなく
生活の流れを伝えているだけです。
 
ですが、うみくん、母の忘れていることに気づいています。
 
そういえば、今月の「たより もりの」の
Nさんのまね指示 労いにもありました。
 
指示の出し方、そうなんですよね。
うみくんへの指示の出し方は今日のように
「○○しまーす」の一言ぐらいが丁度いいのかも・・・。
 
日々の日課の流れ、指示は内在化されているのでは?
と、今日のうみくんを見ていてそう感じました。
 
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指示の内在化についての私の見解です。
 
 
OBのHさんのブログにも
似たようなできごとがありました。
※いつでもお嫁にいけるってこういうこと??
 
Hさんのとこの上のお子さんも日々の指示出しで
生活の流れや事柄、手順などが
内在化されているがゆえのことなのかも・・・。
 
そしてこれが、指示の内在化なのでは?と、私的に思っています。
 
日課を通じての指示出しや子が母の姿をみているという
視覚的な意識づけは、子に対して自己判断の証となる
指示の内在化への有効的な手段ではないかと・・・。
 
指示の内在化は子にとってある種の内発的動機づけを促し、
子の手段的日常生活動作能力の獲得へと
繋がるのではないか・・とも思っています。