~遠藤式子育ち理論研究所~遠藤さんの子育ち

遠藤式子育ち理論実践中の子育ち家族です👨‍👩‍👧

荒海に浮かぶ小舟

「なんか・・0tamisanとこの
roroくんみたいな感じなんですよねー。
そういやぁー、幾つになりましたっけ・・」と遠藤さん。
 
先週末のことです。
今月号の「あのね」に紹介されていた書籍と
子育ちの小冊子をこちらへ講座でいらっしゃる時に
お持ち頂こうと思って「もりの」へお電話した時のこと。
 
ついつい、話しこんでしまいまして
遠藤さんにそう聞かれました。
 
「えっと・・、6歳2ヶ月で今度、小学校に入学です。」
と母が答えると・・・。
「そうなんですね・・。何だかブログを読んでいると
高校生みたいな感じですよねー」
と遠藤さんから思いがけない言葉に
母は「・・・・」しばし、沈黙してしまいました。
 
 
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今朝のできごとです。
 
 
うみくん、目ざめて布団の中で
大声で呼んでいました。
 
 
台所しごとをしていた母は
うみくん、起きたー?」と
すぐに寝室へと向かいました。
 
うみくん、布団の中で大暴れして
掛け布団を蹴ったくっていました。
 
母がしばらく、離れた位置から
うみくんの様子を眺めていると
「もう!お母さん!傍にこんでー!」
「あっちへ行ってー!!」と
母に向かって大声を張り上げました。
 
母はうみくんの傍をそっと離れ
寝室からリビングへと向かいました。
 
 
 
しばらくして起きてきたうみくん
 
台所しごとをしている母に
「ばーか!ばーか!大ばかー!!」と言うと
母をきっと睨みつけて
母の横を通りトイレまで行きました。
 
 
そんなうみくんの様子を黙って見ていながら
母は母の日課淡々と動いていました。
 
いつものようにうみくんの朝食を用意して
うみくんの目の前に置き
うみくんからつかず離れずの距離感を保ち
母の自分ごとをしていました。
 
すると、うみくん
母の視野に入りこんで
「お母さん・・ばかって言ってごめんなさい・・」と
小さくつぶやくと母にギューと抱きつきました。
 
「うん、いいよー」とうみくんの耳元で囁くと
母もギューっとうみくんを抱きしめました。
 
-おしまい-
 
 
最近のうみくん
起きぬけにこんな感じなることがあります。
 
何だか理不尽に沸き起こる感情を
うみくん自身がわからないまま
ストレートにそのわからない情動を
ありのまま出しているようにも思います。
 
『思春期の子どもは荒波に浮かぶ小舟のようです』
以前、読んだ書物のこの言葉が思い出されました。
 
 
母は母でこのうみくんの高ぶる情動の荒波を
どうしたら良いのかと戸惑い悩んだことも・・。
 
そんな折、母を勇気づけてくれたのが
Iさんのブログの中のアニくんでした。
 
 
ちょうど、一年前、
うみくんの耐えがたい情動の荒波にもまれながら
Iさんのブログを片っぱしから読みながら
涙が溢れたのを今でも思い出します。
 
 
たよりに掲載されている子育ちサークルの方々の
ブログの中でも母のバイブル的存在は
子育ち女子会を開催している4人(子育ち四天王)の方のものです。
 
そういえば以前、M子ちゃん宅でも
その話で盛り上がりました~♪
 
 
初期の頃から、遠藤さんの子育ちを実践されて
子育ちをつくりあげてこられた方々・・。
 
子育ちを実践された結果を遠藤さんにフィールドバックする、
この過程、進行のプロセスが子育ちを支える源ですもの。
 
 
子育ちサークルの方々のブログのお話し(物語)は
いつ見返しても色あせないし
さらに、それぞれの子育ちテクニックは
参考にさせて頂けるものばかりです。
 
 
マツお母さんとmadamdonguriさんのやりとり
とってもいいですね~♪
あまりにも素敵で羨ましくなっちゃいました~。
 
こんなふうに繋がれるって、やっぱりいいです・・。
 
 
方向性、方法論は講座で
遠藤さんがお話ししてくださいます。
そこから、テクニックとなる技法や技巧を
自分で工夫しながら子育ちの実践につながるんだなーと
改めてそう感じています。
 
 
そして、何よりうみくんの情動の荒波にもまれ
右往左往していた母も
少しは乗りこなせるようになっているのでは・・と
思えるようになりました(笑)
 
 
「そうなんですね・・。何だかブログを読んでいると
高校生みたいな感じですよねー」と遠藤さんのこの言葉。
 
そんな母への労いの言葉のようで感無量です・・。