想いを馳せること②
そらくんが天に帰ってから、数日が過ぎました。
「あれっ、そらがいるかと思った」
「何かさー、布団がこんもりしていると
そらがいるんじゃないかって思うねー」
と、我が家では至る所で
そらくんの気配を感じています。
そらくんがいたころと変わらずの時間の流れです。
夕食後の家族タイムでは
リビングで一緒に過ごしていたそらくん。
家族タイムのトランプでも
ふと、そらくんの気配を感じるのです。
介護をされていた方が介護を終えた後に
生活が激変してしまう方が多くみえます。
介護前の仕事や生活スタイルには戻れず
途方にくれてしまう方も多々みえるのです。
介護を終えた後でも
いかに介護前の生活を維持できるか、が
今の介護世帯の多きな課題ともなっています。
「日課の安定」は子育て中にはもちろんのことですが
育児と介護を同時期に担っていた我が家では
介護世帯にも「日課の安定」は重要だと実感しました。
そらくんが天命を全うする前の数日は
自宅で天命を全うした父の状態と類似していて・・・。
そらくんが最後に口にしたアイスは
忘れられないそらくんとの物語のひとつになっています。
今日もそらくんへ個々の想いを馳せながら
そらくんと共に過ごしている我が家です。
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