子の傍らで
「もう、大丈夫そうだなぁー」
「昨日は一日中、寝てたよね」
「そういうとこ、すごいなぁーって思うよ」
今朝のうみくんの様子を見ていた海人とぉちゃん。
ボソッと母に呟きました。
昨日の三連休の初日。
いつものように海人とぉちゃんと
週課の朝の散歩と野球の練習に出かけたうみくん。
いつもより早く帰宅したと思ったら
「何か、ちょっとおかしいらしいよー」
と、海人とぉちゃん。
うみくんが本調子じゃないらしく
「もう帰るー」と海人とぉちゃんに申告したとのこと。
先月の三連休の再来のような出来事に
あちゃーと思う母。
8時半に帰宅し
朝ごはんを少し口にしたうみくんが
10時に「少し寝るー」と布団へ入りました。
それから徐々に熱が上がり始め
今朝の5時半までは、巣ごもり状態で布団から出れずでした。
定期的に熱を測り、細めに水分補給をすることしかできない母。
祈るように寄り添うしかなす術がなく
以前、遠藤さんから購入した
「親がしてやれることなんて、ほんの少し」
の書物がふと、心をよぎります。
母親としてうみくんにできることなんて
本当にほんのすこしなんだなぁーと
実感しています。
少しずつ復調していくうみくんの傍らで
「ほんの少ししかしてやれない｣
母としての日々を噛みしめながら
それでも心にほのかな幸せの余韻を感じている母です。
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