うみくんと一緒に
今日のできごとです。
デイサービスのお仕事に
うみくんと一緒にでかけました。
施設に入るとうみくんに
「お母さんは今からお仕事です。
お仕事中はお母さんは看護師さんです」
とうみくんに伝えると
うみくんはコクリと頷きました。
エプロンをつけて仕事の下準備をしていると
うみくんが母のあとをついてきました。
うみくんに座る椅子と
「必要なことは言いに来るように」と指示出しをし
母は仕事に入りました。
しばらくすると、母の傍に来て耳元で
「宿題するー」とうみくん。
時計を見ると10時半でした。
母が宿題をする場所に案内しました。
また、しばらくすると母の傍に来て耳元で
「お腹すいたー」と言いました。
先ほど案内した部屋でお弁当を食べるように
うみくんに言いました。
昼食前の与薬をしている母に
「今日は小さな先生も一緒ですよー」
「みなさん~、ご一緒に~」と言う
介護士さんの言葉が聞こえてきました。
「えっ・・!?」
ビックリした母の目に飛び込んできたのは
利用者さんの前で介護士さんと一緒に
口腔体操をするうみくんの姿でした。
-おしまい-
今日のデイサービス・・大丈夫かなぁーと
内心ヒヤヒヤで出勤した母です。
亡き父がお世話になったケアマネージャーさんが
いらっしゃる施設でスタッフの方々も
気さくな温かい方ばかりです。
新しい環境に馴染むのに時間を要するうみくんが
昼食前には利用者さんにも馴染んでいました。
帰るころになると
「お母さん、もっと遅くまでいてもいいよー」
なんて言いだしまして・・。
スタッフの方々に
「また、一緒に来てねー」
なんて、言われて嬉しそうにしていました。
母も仕事中にうみくんの様子が気にかかるも
そうそう構ってはいられずでしたが
気付けば動じず淡々と過ごしていました。
その姿に我が子ながら感心しちゃいました。
早目に帰宅した海人とぉちゃんに
「今日、どうだった?」と聞かれると
「楽しかったー」と答えていました。
母が物語で海人とぉちゃんに語ると
「あー、わかるー、なんていうんだろー、
肝が据わっているっていうか、動じないんだよねー」
「そういうとこ、すごくわかるよー、
ホント、淡々としてるよねー」と、海人とぉちゃん。
うみくんはと言いますと
海人とぉちゃんと母の話しを聴いているのに
聞こえないふりで・・・(苦笑)
うみくんの成長を肌で感じた1日でした。