~遠藤式子育ち理論研究所~遠藤さんの子育ち

遠藤式子育ち理論実践中の子育ち家族です👨‍👩‍👧

日課の安定からみえること

先日のお試し講座でのできごとです。

講座を終えて一息ついて
お昼を食べていた時のことです。

一緒にお試し講座にお付き合いをしていた
HNちゃん(2歳11ヶ月)が
昼食のお素麺を食べていました。

HNちゃんの向かい側に座っていた私は
Hさんや遠藤さん、
HNちゃんのお母さんのSさんと歓談しながら
HNちゃんがお素麺を食べている様子を
何気なく眺めていました。

すると、HNちゃんが
横に座っていたSさんの方を向き
胸を突き出すような仕草をしました。

私は、HNちゃんのその仕草が気になり
見入っていると
Sさんが「あー」と言いながら
カバンからHNちゃんの
お食事エプロンを取り出して
HNちゃんにつけました。

HNちゃんは何事もなかったかの様に
また、テーブルの方に向きをかえ
お素麺を食べ始めました。


-おしまい-

HNちゃんとSさんの二人のやりとりから
「指示は身体の動きをつくること」なのだと
改めて感じました。

さらに、HNちゃんは基本的生活習慣となる
食事の所作についても
イメージができるのだと感じました。

私は以前から、子育ち的日課の安定は
「乳幼児期の基本的生活習慣の確立に繋がる」
と、感じていました。

ですが、私が子育ちに出逢ったのは
うみくんが2歳を過ぎた頃。
乳幼児期からの日課の安定と確立については
実践できずだったのです。



うみくんとの関係性の中で
繰り返される日課の積み重ねや
子育ち的な指示出しには
子が次第に物事を肯定的に
とらえるようになることを実感していました。

そして、生活習慣は
日課とともに身体に馴染みながら
身体の動きをつりだすのだと
うみくんからも感じてはいたのです。

うまく解けなかった私のモヤモヤした考えを
乳児期から成長を見守るHNちゃんから
「乳幼児期の日課の安定は
基本的生活習慣の確立に繋がる」と
改めて確信した出来事でした。