どっちが・・？
「うみさんと逸れちゃって・・・」
「なんかさー、すごい人でさー、
橋の上で身動きとれなくって・・。
橋を渡ってこいーって、手で合図したら
うみさん、見失っちゃって・・・」
うみくんとオートバイでふたり
お花見へとでかけた昨日のできごとです。
この日は岡崎公園もすごい賑わいで
桜満開！駐車場は満車！超満員の人出！
こんなとこで逸れたら・・。
－－－
母のお小言が嫌で
もう、30分も探しているのだとか・・。
「多分、オートバイかどこかにいると思うけど
もう少し探して・・」
どことなく呑気なとぉちゃん。
こんなこと、はじめてではないのです。
過去に土岐のアウトレットで２回、リニアで１回。
いつも海人とぉちゃんと一緒のときです。
そして、大抵、うみくんから見つけてくれるのです。
（母と一緒の時は逸れたことないのですが・・）
お花見の人出は尋常ではなく
母にも不安が過ぎります。
すると、15分後
「お母さん、もう、とぉちゃんさー、
電車の川のとこって合図送ってたのに
なかなか来なくってさー」とうみくん。
母に事の次第をかいつまんで話します。
「まぁ、とぉちゃん、見つかったからー」
と、うみくん。
ふたりが帰宅後
「もうー、とうちゃんてさー、自分で川の方って
合図してたのにさー、ホント、なかなか来なくってさー。
そしてら、オートバイの方まで行ってたんだって。
だから、なかなか来なかったんだよ・・」
「だから、遅かったんだよねー」
うみくんが今日のできごとを
物語で語ります。
「いつもの川沿いの電車のポイントで走り回ってたぞー。
泣きもせず、慌てもせず、普通にしてた・・」
「迷子や逸れたって感じじゃなかったし・・」
「まぁ、逸れてもオートバイのとこで待ってたら
来るかなーって思ってたけど」と海人とぉちゃん。
「えっ、リブラには大きな道路渡らなくちゃ行けんでしょ？」と
母が慌てて言うと
「えっ、お母さん、道路渡らないよ。電車のとこから
川のとこ歩いていくとリブラに行けるじゃん！」
「お母さん、知らないの？」
とうみくん。
「そうだよなぁー、国１の下、通っていくとこあるもんなー。
危なくないよなー」と海人とぉちゃん。
テリトリーになっているんだなーって感じました。
そして、土岐のアウトレットもリニアも
何度も、何度も訪れているうちに
テリトリーになっているのかも知れません。
「それにしても、ホントとぉちゃん、来るの遅かったよー」
って、うみくん。
えっ、もしかして・・逸れたのって、海人とぉちゃん・・？
