今日のうみくん

今日は待ちに待ったオートバイの納車の日。

うみくんと海人とぉちゃん、今、でかけて行きました。

 

実は、うみくん。

明け方、急に大声を張り上げ泣き出しました。

 

時計を見ると、3時半・・・。

夜が明ける少し前でした。

（この時点で海人とぉちゃん、いませんでした）

 

うみくん、額に大粒の汗が・・・。

わぁ～、熱い・・・。

 

うみくん、熱が37.7℃、身体も熱いです。

冷凍庫のアイスノンで身体と後頭部を冷やします。

うみくん、しばらく泣きじゃくってましたが

しだいに眠りにつきました。

 

 

こんな日でも起床はいつもと変わらず、5時半。

リビングのマットでゴロゴロしています。

 

熱を計ると、36度台に下がっていました。

 

「あぁ～、お母さんになっちゃった・・。たのしみにしていたのに・・」

うみくん、ぼそっとつぶやきました。

 

＝・＝・＝・＝・＝・＝

 

「お母さん、今日、行けないかな・・・」

何度も、何度も母に聞きます。

ですが、母は首を横にふり、行っちゃ駄目の合図・・・。

 

うみくん、大きなため息をつきました。

 

海人とぉちゃんが朝のお仕事帰宅後に

「今日、いけないかも・・・」と、話します。

 

しばらく様子を観ているとうみくん、活気が出てきました。

熱も、起床後は上がりません。

 

何だったのかな・・少し心配でしたが

お昼前にたくさんおしっこが出たのを見届けて

「とぉちゃんと一緒に行く？」と、母がうみくんに言うと

飛び上がって喜びます。

 

うみくん、大急ぎで身支度を整えて

自分で作成したバスの乗り継ぎメモを

海人とぉちゃんに見せながら

「35番、うみくんの病院とじぃちゃんの病院の

バスだからね。康生で乗り換えるよ」

 

いつも、うみくんが乗るバスのバス停3つ先が

今日の目的地のオートバイ屋さん。

 

 

うみくん、嬉しそうに手を振ります。

そして、母に「お母さん、ありがと～」と、出かけて行きました。

 

 

うみくんと海人とぉちゃん帰宅まで

母はひとり、やきもきしながら過ごします・・・。