~遠藤式子育ち理論研究所~遠藤さんの子育ち

遠藤式子育ち理論実践中の子育ち家族です👨‍👩‍👧

願い事

今日は七夕なのですが
うみくん、いつのまにか短冊に願い事を書かなくなりました。

私の今の職場では
季節ごとの飾りつけやイベントを提供しているので
先週から七夕が色濃くなっているのですが・・・。

うみくん曰く、「そんな子どもじゃないしー」とのこと。
ホントにね、季節を感じながら我が子と過ごせるのは
ほんの一時なんですね・・・。

子育ち受講の真っ只中のあの頃は
日課の安定にうみくんとの生活に四苦八苦で悪戦苦闘しながら先が見えずで・・・
永遠に、こんな状況が続くと思っていました。

ですが、そんな日々を重ねていくうちに
いつの間にか自然に肩の荷がどんどん降りて
皆無に等しかった自分時間が増えてきました。


先日、職場で
「このまま、ずーと、自分の時間も持てない日が続くじゃないかと・・」
と、相談にいらした親御さんの姿にあの頃の自分が重なりました。

親御さんの肩の荷が少しずつ降ろせますように・・・
そんなサポートができるようでありたい、強く願う七夕でした。

少数派なのですね・・・

私は今、保健所に連接する母子保健関連の業務に従事しています。
子育てや育児に関する相談業務にも携わっています。
 
先日のことです。
ある親御さんが育児に関する相談にみえました。
生後3ヶ月になるお子さんの睡眠リズムに関することでした。
 
私はてっきり、夜泣きや
細切れな眠りの浅い睡眠時間に関することだと思ったのですが。
そうではなかったのです。
 
その生後3ヶ月になるお子さんは夜間しっかりと眠るのだそうです。
親御さんのお話をお伺いしますと
睡眠時間もしっかり確保できていて昼夜のリズムも整っているのです。
 
今までは6時ごろに目を覚ますお子さんが
夏の太陽のリズムの合わせて起床が1時間早まってしまい
5時ごろ目を覚ますのだそうです。
 
そんなお子さんの睡眠リズムについて
これでいいのか、と思った親御さんは他の親御さんに
睡眠リズムについて聞いてみたそうです。
 
すると、口々に
こんなに早く乳児で目を覚ますのがおかしい、と
同じ月齢のお子さんの親御さん方に言われたのだそうです。
(※誰一人、同じ睡眠リズムの子はいなかったそうです)
「私の接し方、生活リズムが問題なのでは・・」と
目に一杯涙を溜め、お話しされるそのお姿が何とも切なくなりました。
 
 
日課が安定しているお子さんは今、皆無に等しく少数派なのだそうです。
今は意識をしなければ、太陽の動きに応じた体内時計を整えるのことが
難しいそんな環境になっているのは確かです。
ですが、体内時計を確立しているお子さんが
「おかしい・・」と言われてしまう、そんな親御さんの現状に心が痛みます。
 
新たな部署に配属になり今年度から生活リズムと
健康三原則となる「休息」「栄養」「運動」を踏まえた講話を
させて頂く機会が増えました。
 
このことを胸に秘め
日課の安定と生活リズムを整える術をお伝えできるよう
前向きに取り組んでいきたい、と改めて強く思う今日この頃です。
 
 

日々の積み重ねが暮らしをつくる⑨

最終講座を終えた最終日。
撤収を終えて、遠藤さんと雑談をしていた時のことです。

「今、ひとりですか?」と、遠藤さんにうみくんのことを聞かれました。
「もう、母親卒業なので母が居ても居なくても一緒なんです」
と、うみくんの様子を遠藤さんにお伝えしました。

私はこの4月から保健所に隣接する部署で非常勤勤務をしていますが
勤務の日のシフトは正規勤務の勤務時間になります。
この日、撤収を終えた時間帯と勤務の帰宅時間はほぼ同じなので
いつもの時間の流れでうみくんは過ごしているのだろうと
離れていてもうみくんに想いを馳せることができる母です。

母親として徐々にフェイドアウトできるのも
うみくんの成長に応じて日課の手当ができるのも
子育ちの日課で日々の暮らしを積み重ねてきたからだと思います。

今、母親卒業を迎えて
母として個としての時間の割合が増すにつれ
本当に子育ちを実践してきて良かったとしみじみ思うのです。


今、私がこうして自分の望む形で復帰を迎えられたのも
子育ちに出逢えたからだと、心からそう噛みしめる感謝の日々です。


最近の我が家

日々、追われるように過ごしている毎日で
綴りたいことは山ほどあるのになかなか、PCに向かえず・・。

そんな中、昨日、うみくんの部活動が決定しました。
いろいろとじっくり考えて決めたのだそうです。
(こちらも→うみくんと部活動)

仕事から帰宅し慌ただしく夕食の準備をする母に
「今日さー、部活の入部の日だったー」と報告し、1枚の紙を手渡しました。
今後の部活動の予定や準備するものが書かれていました。

みくんの最初の第一希望は「合唱部」でした。
なぜ、うみくんがその部を第一希望にしたのかは
今だに母には謎ですが、海人とぉちゃん曰く
「思うところがあった」ということらしく・・・。

そのあと、体験入部を経験して最終的にはソフト部に決めました。

休日の朝と夕方には週課になっている野球の練習や
うみくんの野球への熱狂ぶりを垣間見ても自然の成り行きだとは思っていますが。
代謝に関する身体の変調をきたしやすいうみくん
ソフト部への入部を母は少し気にかかっています。

「そんなんね、自分で決めたんだからさー」
「あれこれ心配しても・・」と、海人とぉちゃんには言われてます。

ホントにどんどん先を歩いて行く後ろ姿に
祈るように見守るしか術のない母。

あれやこれやと試行錯誤しながら日課の安定から始まった
子育ち受講真っ只中の日々が
無性に懐かしくなる今日この頃です。



指示が通る身体②

以前の記事で綴りました我が家でお預かりしているお子さんのお話しです。
(こちらも→指示が通る身体_)
我が家でお預かりするようになって1年1ヶ月が過ぎました。

今から半年ほど前までは指示が驚くほど通らず
スルーしてしまうような現状でしたが、今では指示が通る身体になりました。


まず、ランドセルや自分の持ち物などの指示出しから始まり
お預かりする1時間の行為の流れを
ただただ指示出しする毎日・・・。

お預かりするお子さんの登校までの日課
毎日同じ流れるになるようにと
もう一方のお預かりしているご家庭と幾度となくすり合わせや
情報交換を密に行いながら日課の手当を続ける日々。

試行錯誤しながら淡々と積み重ねた日々が
今では懐かしく感じるほどです。

もう一方の援助のご家庭も我が家も
1年前とは状況が変化してきているので
また新たな日課の手当が必要になってきました。

お預かりするお子さんも来年は高学年の仲間入りをされるので
今後、どのような形で援助するにしても
先の状況も見通しながら
お預かりするお子さんの日課が滞りなく流れていくように
行為の流れを整えていこうと思っています。


指示で動ける身体には、やはり日課なのだと
日々の日課の手当てと繰り返しの重要性を改めて感じる今日この頃です。

うみくんとテストの答案

先日のことです。
返却されたうみくんのテストを手に
「一筋縄では解けない問題もあるね」と、海人とぉちゃんが言いました。
海人とぉちゃんが手にする算数のテストを見ながら
「問題になれないと解きにくい感じだよね」と、母が言うと
海人とぉちゃんが、算数のテストを見ながら
「でもさ、間違えているのも理解ができてない訳じゃないからさ」
と、言いました。

-おしまい-

我が家では返却されるテストは海人とぉちゃんに全て見せています。
そして、うみくんと一緒になぜ間違えてしまったのか、を
間違え直しを再度しています。

「テストの平均点より上ならいいんじゃない?」と、海人とぉちゃん。
算数なんて、もう数学の領域で母にはお手上げ状態なので
二人のやり取りを遠巻きに眺めています。

「ホント、凡ミスが多いんだよねー」と言いながら
間違え直しをするうみくん
これはこれでいいのかも・・と、思う母です。

立脚点から思う事

madamdonguriさんがブログで綴ってみえた立脚点を自覚した話 
自分の立脚点を声高に主張するのではなく(多分、通じないだけ)
手渡す先にいる子たちをよく見て、まずは彼らを受け止める態度をとりながら・・
ですが、今の私の立ち位置とも類似していまして。
madamdonguriさんのブログへコメントをと思いましたが
今年度いっぱいでヤフーブログが終了するのでコメントもできなくなっているんですね・・・。
ですので、少しこちらで綴らせて頂きます。

今、私が心を魅了されている「子育ち的日課の安定」ですが
言葉を言い換えれば「生活リズム」とも称される訳で・・。
勿論、遠藤さんがお話しされるように
「子育ち的日課の安定」と「生活リズム」は=ではないのですが
相通じる点も多々あるのです。

私はそれはそれでいいと、お話しさせて頂く乳幼児の親子さんから切に思うのです。

日課でも生活リズムでも伝える際の総称を重視しているのではなくて
繰り返しの一定のリズムで過ごせるような生活を、と
この点を意識することが、まずは大切だと思っているからです。

基本的生活習慣を身につける術として
子育ちの日課の安定は手法(テクニック)のひとつとして
お伝えする伝道師のようでありたいとも思うのです。

いつの日か、日課の安定が当たり前の基本習慣になればいいなぁーと
そんなことを目論みながら・・・。