これ、託児ねー
うみくんと仕分け整理をしていた時のことです。
母「これはー?」
うみ「いるー」
母「これー」
うみ「いらないー」
母「えっ?要らないの?」
と、慌てて母が言うと
「いらなーい」と
うみくんがあっさりと答えます。
「へぇー、要らないんだ・・」
と、小声でつぶやく母。
そんな母に
「これさー、託児にいいんじゃない?」
「これ、託児ねー」と、言うと
手に取ったミニカーを別の場所に置きました。
-おしまい-
リビングに置かれている乗り物類のおもちゃを
この夏休みに整理したのですが
「いる」「要らない」の選別の早いこと・・。
思わず、えー、これ、要らないの?って
母が慌ててしまう程です。
今までの仕分けは
「いる」「要らない」に分かれていましたが
先日は新たに「託児」というカテゴリーが
増えていました。
母が託児に行く際に
うみくんが使用したおもちゃのを
持参しているの知っているので
新たな項目として増やしてくれたようです。
我が家では
お下がりを頂くことも多くて
また、さらに、うみくんの物も
お渡しすることが多いので
そんなやり取りもうみくんの中に
あるのかも知れません。
一見、遊び尽くした物でも
うみくんとの物語が色濃い母には
思い入れがあるものばかりです。
「これさー、託児で小さなお友だちにー」
と、言いながら仕分けする姿に
頼もしさ逞しさを感じている母は
また、ひとつ、母の肩の荷がおりたような
何とも言えないほろ苦さをも感じた出来事でした。