~遠藤式子育ち理論研究所~遠藤さんの子育ち

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子育ち合宿~うみくんと母~2016~続編

合宿中のうみくんは宣言通り母とは別行動でした。
 
節目、節目でやってきて
「お風呂に入った」とか「歯は磨いた」とか
日課となる事の流れを一言、二言報告しに来ました。
 
「お茶がなくなったー」とか「預けたおもちゃ券はどこー」と
頼み事や、クイズラリーで分からないことや正解できたことを
母に言いにきたりしていました。
 
この日の夕食は母と同じ食卓で
遠藤さんのぶどう棚の甘いぶどうを堪能し
「去年、ぶどう狩りしたよねー」とか
「この焼きそば、ぼくが作ったやつかもよー」とうみくん
 
おもちゃ屋さんやガレッジセールでお目当ての物を頂き
Hさんのわらべうたのあと、眠りにつきました。
 
大人の会に参加していると
うみくんが泣いているみたいなんですけど・・・」と
お知らせを頂き、急いでうみくんの傍へ。
 
うみくん、うつ伏せで布団に顔を押しあてて
声をころしてすすり泣いていました。
母がうみくんをギューと抱きしめると
母にしっかりと抱きつきながらしばらくすすり泣いていました。
 
うみくんの背中をさすりながら抱きしめていると
しだいに落ち着き再び眠りにつきました。
 
うみくんが眠りについたことを確かめると母は大人の会へ。
 
また、しばらくすると
うみくんがまた、泣いているみたいで・・・」と。
 
そんなこんなで朝を迎え母は一足先に食堂に。
 
後から起床したうみくん
泣きはらした腫れぼったい目で食堂にいる母の傍へときました。
「おはようー、起きたねー」と母がうみくんに声をかけると
何も言わず、こくりと頷きその場を離れました。
 
朝食は母とは別の食卓で
小1メンバーと一緒に食べていました。
そして食べ切れなかったものを母の食卓へ持ってきました。
 
母が食堂で小6の主力メンバーや
小6メンバーと行動している女子チームと
一緒に後片づけをしていると
「お母さん、ぼくの荷物はもう下におろしたよ」
「お母さんの荷物は持てないからできなかった」と
食堂の母のもとへ言いに来ました。
 
退出時の搬出も昼食の時も母の傍ではなく
ずっと、小1メンバーと一緒に行動していました。
 
合宿から帰宅したその日は、合宿の話もできず
ふたりとも倒れこむように寝てしまいました
 
そして昨日、布団の中で合宿での物語を
語り返している時のできごとです。
 
うみ「ぼく、泣いちゃったんだよねー」
母 「そう、そう、泣いちゃったんだよねー」
うみ「お母さんさー、どこに行ってたのー?」
母 「大人の会に行ってたよー」
うみ「大人の会って、小人をひとりにしていいのー」
うみ「小人を置いていくってどんなんだよー」と
言うと、ケタケタと笑いだしました。
うみくんの笑い声を聞いた母もケタケタと笑いだしました。
 
しばらくふたりで大声で笑っていると
「お母さん、なんでぼくが笑うとわらうのさー」とうみくん
母 「なんでかねー、うみさんが笑っていたら笑けてきたよー」
うみ「もうー、なんで笑うのさー」
母 「なんでかねー」とふたりで繰り返しながら
また、ケタケタと大笑いしました。
 
ふたりの笑い声が落ち着くと
「あの時さー、お母さんがいなくてさー、
なんかさー、急にさみしくなってさー、お母さん・・って
思ったら、何だか急にかなしくなってさー・・・」
と、うみくんがぽつりと言いました。
 
-おしまい-
 
うみくん、去年も同じ時間に泣いてたんです。
そういえば・・幼稚園のお泊り保育でもありました。
 
今年は「ひとりでやる宣言」までしていたんですが
まだまだ揺れ動くお年頃です(笑)
 
 
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