うみくんの勉強ごっこと学習③
うみくん、8歳3ヶ月。
小学三年生になりました。
学校の授業の内容も
難しくなってきているようです。
そんな、ある日のできごとです。
宿題の漢字の書き取りをしていたうみくんが
ふいに母に言いました。
「お母さん、三年生で漢字、どのくらい習うと思う?」
その言葉に
「うーん、120ぐらいかなぁー」と母。
「あまいね、200は習うんだよー」
と、言うと
「ぼくさー、書いて覚えないから大変だよー」と
ぽつりと、呟きました。
-おしまい-
うみくん、漢字は見て覚える、と言うのです。
このあたりの感覚、書いて覚えるタイプの母には
分からないのですが・・・(苦笑)
大好きな数字も計算問題や九九は
数字の種類が違うというのです。
九九の暗唱は
十二支や寿限無、いろはにほへとの暗唱とは
「種類が違うんだよー」とも言います。
うみくんの言う、この違いは
なんなんだろう・・と、いつも不思議な母でしたが
うみくんの様子を垣間見ながら
もしかしたら・・と思い当たることがありました。
うみくんの中で
「遊び発生の学習」と「生活発生の学習」の感覚が
微妙に違うのではないかということです。
「遊び発生の学習」においては
母が何も言わずとも、どんどん遊びが奥深くなり
時刻表に日本地図、電車の路線図を見ながら
所要時間や料金などを電卓を使いながら計算をしています。
また、タブレットやパソコンで検索をするので
いつの間にかローマ字入力もできるようになりました。
「生活発生の学習」に対しては
生活の一部として日課に組み込んだので
うみくんにとっては習慣化された
あまり面白みのない学習内容だと思っているようです。
※学校の宿題はこちらに属しています。
もしかしたら
「勉強ごっこ」と「学習」との違いの現れなのでは・・と
うみくんから感じている母です。
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