読み書き計算は生活の一部
今朝のできごとです。
身支度を終えたうみくんが
玄関で靴を履きながら言いました。
「お母さん、学芸会に大人は何人来るかなー?」
「うーん、何人かなぁー」と母。
「クラスで人数違うからさー」と言いながら
何やら計算をはじめました。
「えーと、1組が36人、2組が35人でー」
「3組も35人、4組が36人だからー」と
ぶつぶつ言いながらエレベーターの前に
向かいました。
「36+36=72でしょ」
「72+70=142かー」
「あっ、でも、これだと2年生の数だから・・・」
「大人はとりあえず、二倍にしてー」
「えーと、いくつだっけー」
と、言いながらエレベーターに乗り込み
「じぁー、行ってきます」と母に軽く手を振りました。
-おしまい-
計算問題が大嫌いなうみくん。
「本当にいちいち計算するのがめんどくさいんだよー」
と、自宅学習の計算問題ではぼやいています。
「8+7」や「8+5」は大の苦手で
今だに間違えたりしちゃってます・・・。
ですが、今朝の一連の流れで
頭の中で計算していることに母はびっくりでした。
そういえば、以前の国語の宿題で
「漢字なぞなぞ」があったのですが
うみくん、難なく答えを書いていました。
「お日さまの上に立っているものなあに」
「点をとると王さまになるものなあに」
「山が二つかさなっているものなあに」
「一本とると、白になるものなあに」
という、なぞなぞでしたが
三つ目の山がふたつ重なっているものが
母には思い浮かばず・・・。
うみくんに「出る」じゃんー、って言われて
やっと、気づいたほどです(苦笑)
視覚イメージの再現と操作(絵が浮かぶこと)が頭の中でできると
わかる、考える、覚えることに繋がる、という
「遊び」発生の学習法のお話し会に参加したことがあるのですが
(※私の解釈が少し違うかもですけど)
頭の中でイメージできるとは
こういうことなのかなぁーとぼんやり思う母です。
やっぱり、読み書き計算は生活の一部なんだなぁーと
日々の暮らしから育まれていくのかも…と
改めて感じたできごとでした。