子との日々の関わりの中で

昨日は、行政の療育関連の託児の

お仕事でした。

そこで、ご一緒させて頂いた方は

おふたりのお子さんがいらっしゃるのですが

上のお子さんは少し

気になるとこがあるそうです。

最初は｢うちの子なんでできないの！」

って、本当にイライラして

無理にやらせようと、できるようにしようと

必死になっていたのだそうです。

でも、子の様子を見ていると

子も必死に頑張っているのにできない、という

ことに気づきはじめたのだそうです。

はじめは、どこかで認めたくない自分がいた、と。

徐々に日課に組み入れて

日常生活動作を身につけていく様に

その方のテクニックには

思わず感嘆の声がでてしまうほどでした。

根気よく根気よく

時には情動がぶつかりながら

何度も幾日も繰り返しの日々。

今でも学習面では

家でのアウトプットが必須なのですが

気にかかることも目立たず

学校では過ごせているそうです。

試行錯誤しながら醸し出した

お子さんへのテクニックは

並大抵のことではなかったのだと、

お話しされるお姿から感じられる物語でした。

子との日々の関わりから見いだすもの

そこには、その人なりのテクニックが

生まれてくるのだと、改めて感じた日になりました。