~遠藤式子育ち理論研究所~遠藤さんの子育ち

遠藤式子育ち理論実践中の子育ち家族です👨‍👩‍👧

環境づくりには場面区別が大切

今日はうみくん、始業式でした。
幼稚園バスに乗車するまでの時間、
うみくんといつもどおり家の周りをお散歩しました。
 
「今日から年長さんだね~」と、私が言うと、
「ちがうよ、バスに乗ってから年長さんになるんだよ~」と、答えました。
私はふと、うみくんの中で幼稚園バスは我が家と幼稚園を結ぶ空間で
これも一種の場面区別になるのかも・・・と、感じました。
 
うみくんの中で、家の周りはまだ、我が家の空間の延長として捉えていて、
幼稚園のバスという空間は我が家と幼稚園との境目で、幼稚園バス降車後は
幼稚園という環境、空間になるのかな・・と、感じました。
 
 うみくんうみくんなりに、うみくん以外のものと繋がっているという身体感覚を
うみくんを取り巻く空間や環境から敏感に感じとっているのではないかと思いました。
 
 
子育ちは育児を4つの場面、命・遊び・生活・学習に区別しています。
さらに、親(大人)の役割として 「子が生れる環境(空間)をつくること」 を育児の定義としています。
 
子育ちにおける空間は大きく3つに分け、遊び、生活、学習から成り立ちます。
3つの空間のうち、生活空間は生れた時から存在しているので、
親(大人)の役割として作る空間は、遊びと学習の空間、おもちゃ空間と机上空間になります。
 
 私はこの環境、空間、場面、育児は密接に関わり、子育ちの4大概念になるのかも・・と感じています。
この4つは密接に関わっているので、個々に切り離せないんだよな~とも、思っています。
 
 
 
実は我が家の机上空間の机は食卓を間借り状態でした。
4歳を過ぎた頃から、うみくんは机上空間を使うことが多くなってきたので、
うみくんの机上空間に机を入れました。
そして、少しずつ、この空間がうみくんにとって心地よい場所になってきています。
 
本来なら、机上空間を大きくしていった時にうみくんの机を入れるべきだったのですが・・・。
私は、空間と環境づくりや、うみくんの机上空間と机を別物ととらえていたんじゃないかな、と
新しい机でのうみくんの様子からそう感じました。
 
 
うみくんが成長するにつれ、環境も空間も場面も混ざり合っていくのですが、
親の意識づけという意味でも、場面区別を意識しての環境づくりは大切だと改めて感じました・・・。