身体に沁みこむということ⑤
昨日のわらべうたでのできごとです。
わらべうたのあと
昼食を終えてまったりと歓談していた時のことです。
わらべうたに参加していたお子さんたちが
椅子やテーブルを動かしはじめました。
そんなお子さんたちの様子を私は
少し離れたところから見守っていました。
すると、今度はわらべうたで使っていた
ジョイントマットを一枚ずつはがし始めました。
-おしまい-
この光景に思わず感嘆の声をあげてしまいました!!
時計を見れば丁度、昼食終え
会場の片づけにはいる時間です。
0歳から参加されていたお子さん方は
2歳になりました。
月一で開催しているわらべうたですが
会の流れはいつも変わらずなので
お子さんの身体には行為の流れが
沁みこんでいるがゆえの行動なのかも・・と感じました。
赤ちゃんの頃からわらべうたに参加され
繰り返し積み重ねてきたことが
いつの間にか、お子さんたちの身体に
感覚として沁みこんでいたということなのだと思うのです。
さらに、びっくりしたのが
お子さんのお母さん方は
子育ち講座を受講していないということ。
子育ちのお話を織り交ぜながらのわらべうたで
暮らしに関わる文化や暮らし方
ちょっとした子育ちの方法論を参考に
生活をしているという方々なのです。
ちょっぴり子育ちを意識している生活でも
このような現象が起きるのだと
子育ちの奥深さを改めて実感した私です。