一期一会
C講座の最後にもり番さんが
制作してくれます。
もり番さんが織りなすオブジェとの出逢いは一期一会。
もう一度、同じものを・・・と、思っても
同じものには二度と出逢えない・・。
この、もり番さんのオブジェは
私の密かな楽しみにもなっているのです(笑)
制作途中に
ちょっとしたアクシデントで
崩れてしまい・・・。
もう一度、作成したものは
やはり・・違っていました。
フレーベル系とシュタイナー系(無機的なもの)に
材料を融合させることによって
生命が吹き込まれるような感覚で生まれ変わる
と、講座でお話しされます。
この、無機質なものに
生命が吹き込まれるような感覚は
私の元職場での感覚に似ていて・・・。
なので、私はいつもこのC講座で
その感覚が甦るのです。
元職場も一見、無機質な空間です。
高度な医療機器に鳴り響く電子音。
様々な種類の機器に取り囲まれる空間は
無機質そのものなのです。
ですが、純真無垢で懸命に
命を輝かせている存在によって
この無機質な空間に生命が吹き込まれていると
そう感じながら日々、過ごしていたように思います。
無機質なものに
生命が吹き込まれるような感覚や
一期一会となる出逢いは
目に見えないかけがえのないものの
ひとつなのかも知れません・・・。