~遠藤式子育ち理論研究所~遠藤さんの子育ち

遠藤式子育ち理論実践中の子育ち家族です👨‍👩‍👧

体内時計と身体のリズム

【身体のリズムとは】
私たちは夜になると眠くなり、
朝になると自然に目が覚めます。
 
また、朝・昼・夕方(夜)の同じ時刻になると
お腹が空きます。
 
まるで、身体の中に24時間働く時計があるかのごとく
毎日、ほぼ同じリズムで生活をしています。
 
なぜなのでしょう・・?
 
それは人間の身体には約60兆個の細胞があり
その全てに「時計遺伝子」が存在し
身体のリズムを整える働きを担っているからだとされています。
 

時計遺伝子って?!

【規則正しい生活をすること】
健康で生き生きした生活を送るポイントとして
私たちがよく耳にするキーワードのひとつです。
 
これこそが本来、人間に備わっている力を
最大限生かすための重要なポイントともされているのです。
 
適度な運動習慣、バランスの良い食生活、
良質な睡眠や休養、ストレスと上手に付き合う術、などなど・・・。
 
これらの全ての情報が私たちの遺伝子に
書き込まれているというから驚きです!!
 
この遺伝子は、人間が長い年月をかけて
体内に獲得した情報の集まりです。
そして、この遺伝子情報には
人類の進化とともに私たちに与えられた
生きる知恵や術が散りばめられています。
 
 数多くある遺伝子情報の中のひとつに
「時計遺伝子」があります。
 
この「時計遺伝子」が身体のリズムを整える役割を担い
この身体のリズムのことを「体内時計」と呼ぶのです。
 

様々な種類の体内時計

では、私たちの身体の中にあるとされているこの「体内時計」
種類があるのをご存じでしたか?
 
私がそうお話をすると
みなさんが口々に

えー!! 体内時計ってひとつじゃないのー?!

と、驚かれます。
 
実は、体内時計には
●年周リズム(季節リズム)
●月周リズム
●週周リズム
●日周リズム(サーカディアンリズム
●90分リズム(ウルトラサーカディアンリズム
この5種類もの「体内時計」があるといわれているのです。
 
講座で遠藤さんは日課の中で
年課、月課、週課、日課、お昼寝についての
お話をされますが、
これは「体内時計」という観点からも理にかなっているのです。
 
さらに遠藤さんが、
「人類の変化の歴史に学ぶ育児」
講座でお話しされるのも頷けます。
 
 
どんなに時代や生活様式が変わっていっても
身体のリズムは「体内時計」によって刻まれていきます。
 
となると、子育ち的日課は人類の進化に沿った
普遍的なものといえそうです。