できる、できない やる、やらない③
6歳3ヶ月のうみくん。
日課の指示出しは無言の指示出しに
徹している母。
ですが、ここだけは譲れない、という事柄に対して
特に新たな生活の根幹をなすことには
必要最低限の指示出しをしています。
そんな母の指示出しに対して
やるやるって言いながら
どんどん先延ばしにするうみくんを見ていると
やっぱり出ちゃいます。
お小言が・・・。
昨日のできごとです。
うみくんに宿題の指示出しをしました。
「もうー、わかってるってー」と言いながら
一向にやる気配がないうみくん。
それどころか、事あるごとに母を呼びます。
「あれやって!」「これとって!」「お母さん風おしっこ!」
などなど・・あれこれと自分の身の回りのことまで
母の手を借りようとする始末・・・。
だんだんとイライラしてきた母は
「もうさー、自分のことは自分でやってー」と
うみくんに言いました。
すると、うみくん。
「ぼく、できないんじゃないんだよ・・。
ただ、やらないだけ・・。
ちょっと、お母さんに甘えたいだけ・・」と
ぽつりとつぶやきました。
-おしまい-
昨日やらなかった宿題、今朝、やってました。
「学校ってさー、結構大変で疲れるんだよねー」
「だからさー、お母さんに甘えたくなっちゃうんだよー」
「幼稚園もさー、年中、年長になってから
楽しくなってさー、幼稚園いいなーって思えたけど
れんげさん(年少)の時はさー、
お母さんと一緒がよくってさー、泣いたよねー。
ちいろばさん(未就園児の親子教室)はさー。
お母さんが一緒だったじゃない?
だからさー、泣けちゃったんだよ」と
うみくん、宿題のプリントをやりながら話します。
先日のえんどうまめの会で話題にもなりましたが
この時期はどの子も家では
甘えたくなるようです。
新しい環境に馴染もうと
子も頑張っているんですよね・・。
うみくんが就園して馴染もうとしている頃に
母がついやってしまって
今だに忘れられないできごとがあります。
今の母のスタンスに繋がるできごとで
ほろ苦い経験として母の心に
ずっと残っているできごとです。
母があえてやらなかったことと合わせて
また、綴ってみたいと思います。