物語を語り返す
先月の講座で遠藤さん。
「物語の語り返しが重要。これが内省や反省にもなる。
日記のように振り返る、これが客観的にみること。
子に物語を語ったあとの子の反応、それが知りたいんです」
そうおっしゃって、講座で物語を語った方に
「で、お子さんはどうでしたか?」と聞いてみえました。
母もうみくんに物語を語り返しています。
その反応も様々で
母にとって良き振り返りにもなっています。
まず、ひとつめは
うみくんの泥だんごの物語。
◆関連記事◆
この物語は泣きじゃくっている直後から
実況中継のように語り返しました。
はじめのうちは泣きじゃくりながら聞いていましたが
語り返すうちにベランダに置かれた壊れた泥だんごを
じーっと見つめるようになりました。
そして、お風呂で語り返した時には
「あんとき、こうだったよねー」などと
うみくん自身でも物語を語るようになり
「明日また泥だんご作ってくるわー」と
言うようになりました。
翌日、泥だんごを作って帰ってきたうみくん。
ベランダに置かれている壊れた泥だんごをみながら
「これ、昨日落としちゃったやつだねー」と
呟いていました。
海人とぉちゃんに手渡す時も
「うみくんさー、泥だんごがこわれてさー。
泣いちゃったんだよー」と笑いながら
物語で語っていました。
最近では、エントランスや玄関のカギを
うみくんが開ける時は必ず
「泥だんご落としちゃったよねー」と言います。
これもうみくんにとっては振り返りのようなもので
内省しているのかも・・・と
うみくんを見ていてそう感じています。
そして、海人とぉちゃんに物語を語り返すことで
うみくんとの関係性がより豊かになっているなーと
実感している母です。
うみくんのふたつの泥だんご。
我が家のベランダに大事そうに置かれています。