ウソとまねとファンタジー
昨日はうみくんの英語のあと
海人とぉちゃんと待ち合わせした大型ショッピングモールでの
今岡さんのJAZZコンサートを親子で満喫しました。
その帰り道の車の中で
ちっちゃかったうみくんの話題で盛り上がっていた
帰宅途中のできごとです。
会話の話題は母が美容院へ行っている間、
1歳3ヶ月ごろのうみくんと過ごしていた海人とぉちゃんが
うみくんの大量うんちに悪戦苦闘した話しになりました。
「あんときさー、とぉちゃん、ホント大変だったよねー」
と、うみくん。
「ホント大変だったよねーって、覚えてるのー?」
と海人とぉちゃん。
「覚えてるよー」とすかさずうみくん、答えます。
「そうだなー。うみくん、結構、いろんなこと覚えてるもんなー」
と海人とぉちゃん。
「そうだよねー。うみくん、いろんなこと覚えてるわー。
そういえばこの間も
お母さんが忘れそうになったランチョマットのことも
覚えてて教えてくれてさー。
それで幼稚園に忘れずにすんだんだもんねー」と母。
「そう!そう~!
ホント、お母さんってわすれんぼーだもんねー」とうみくん。
「そうだよー。お母さんはわすれんぼちゃんで
怒りんぼちゃんなんだもんねー」と母。
「そうそう~!」とうみくん。
ゲラゲラと笑いだしました。
そんなうみくんを見ていたら
昨日の夜のふたりの会話のできごとを思い出した母。
「そういえば今日、英語に行くバスの中で
『とぉちゃんさー、パノラマスーパーの
1000系と1200系の違いが少しわかったみたいだよ』って
言ってたよー」と母。
「あー、昨日ねー。そういやー話ししたなー」と海人とぉちゃん。
「その話でさー。うみくんが『これひとりで乗ったー』て
言ってたのがあったじゃない?
それに対してさー、とぉちゃん、『これは乗ってないだろー』って
何回も言ってたでしょー?
あれさー、乗ってないなーって思っても
『乗ったんだー』ってまねで返せばいいのにーって
寝室でふたりの会話を聞きながら思ってたんだよねー」と母。
するとうみくん。
「あれ、うそだよ。乗ってないよ」と
呆気らかんと言いました。
「えっ、あれうそなのー?」と母。
「うん、そうだよー。あれはうそだよー」と
うみくんが言いました。
-おしまい-
これ、昨日の我が家の会話です。
海人とぉちゃんもまねで返せばいいのにーって
いらんお節介をやいたのでした。
うみくんと母の会話でもあるのです。
「これに乗って東京までいったんだよー」とか
「ひとりでミュースカイに乗って行ってきたよー」とか
電車の本を見ながらいいます。
母はそんなうみくんに対してすべてまねで返してます。
ウソであってもウソではない、
ファンタジーの世界だとも感じているからです。
こんな形で語り返すこと今まではなかったことですが
うみくんが意図も簡単に呆気らかんと
「あれ、うそだよ」と言ったことに
母はちょっぴりビックリしました。
そういえばえんどうまめの会で子の嘘に対して
「嘘をつかれたことがすごくショックで・・・」と
話をされたお母さんに対して子育ちOBのHさん
「クリスマスだってある意味親がはじめたウソじゃない?」と。
私はなるほどなーって聞いていたんですけど・・。
ちょっと前の幼稚園での講演会に松山からいらした
先生がクリスマスについてされたお話し。
「クリスマスって世界各地で老いも若きも魅了される
ファンタジーの世界なんですよね。
このファンタジーこそが
目に見えないかけがえのないものでもあるのです」
ウソとまねとファンタジーって
密接に絡み合っているのかもと思う母でした。
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今日はうみくんと海人とぉちゃん。
海人とぉちゃんの会社の駅伝大会へ。
我が家の秋の年課で今年でうみくん4年目の参加です。
朝、早くふたりででかけていきました。
ひとり残った母は
いつもより少し丁寧に家しごとを終えて
ふたりが帰宅するまでつかの間のひとり時間を満喫しています。
あれもこれもとやりたいことが目白押し。
ワクワクしちゃってます。
海人とぉちゃんと過ごすことも多くなっているうみくん。
母親卒業後の本格復帰に向けて
さらなる準備へ入ろうと目論んでいる母です。