~遠藤式子育ち理論研究所~遠藤さんの子育ち

遠藤式子育ち理論実践中の子育ち家族です👨‍👩‍👧

禁止の弊害?

一昨日の日曜日のことです。
「ぼくさー、○ピ○に行きたいんだよねー」とうみくんが言いました。
「週課の買い出しがあるから行くよー」と母。
「じゃぁーさー、ゲームやりたいからちょっと寄ってくれない?」
と、うみくんが言いました。
「えー、ゲームー」と母が嫌そうな顔で言うと
「僕のお金でやるからさー」とうみくん
「まぁ…ね…自分でやるなら…」と
母はしぶしぶ承諾しました。

-おしまい-

うみくん、貯めた小銭を今、手元に置いています。
その貯めたお金でゲームコーナーへ行きたいということらしく・・・。

出きれば母としては
そのような場所を知らずに無縁で・・と思うのですが
うみくんの要望でもあるので
行かないという禁止と行かせないという強制をぐっと飲み込み
うみくんの要望に応えることにしました。

「やっぱさー、こういうところは良くないね・・」
「何だか、子どもだけで来ている子は大丈夫か?って心配になるような
そんな感じの子が多いね・・」と、母にこっそり海人とぉちゃんが耳打ちしました。
確かに・・、母もそう感じました。

多分、うみくんにとっては
ゲームコーナーでのゲームもガチャガチャもレゴも同じような感覚で
数ある選択肢の中のひとつだと思うのです。

でも、ゲームコーナーのリスクを考えれば
親が禁止する、強制する、という選択肢も勿論あるのですが
子育ちでいう禁止の弊害を知っている我が家は
親が好ましくないと思うようなことでもうみくん自身が体感し
うみくんがどう決めるか、に重きをおいているので
この高学年からは特に決断と行動をうみくんに任せていくことを意識しています。

ただ、たがをはめる手段のひとつとして
ゲームコーナーは「必ず親と同伴であること」
我が家のルールとしてうみくんとの約束事になっています。

「あいつはさ、ゲームコーナーへのめり込むようなそういうことにはならないだろうし
ひとりで行くっていうこともしないんだろうなぁー」と、海人とぉちゃんが
うみくんを見ながら言いました。

個人扱い真っ只中で
親の知らない世界がどんどん広がっていくうみくん
組織や今の社会情勢とどのように付き合い
自らがどのような選択をしていくのかを見守りながら
親としてうみくんに提案できる引き出しは増やしておかなければ・・と
改めて強く思う出来事でした。