~遠藤式子育ち理論研究所~遠藤さんの子育ち

遠藤式子育ち理論実践中の子育ち家族です👨‍👩‍👧

親は余計なことはしない、頼まれたことを丁寧にやる

昨日の朝のできごとです。

うみくんをいつものように送り出し
母の日課で朝の家しごとをしていると
家の電話が鳴りました

電話のナンバーディスプレイに
うみくんの小学校の電話番号が表示されました。

母が慌てて電話に出ると
「あっ、習字道具忘れちゃった・・・」
と、ぼそぼそとした覇気のない声でうみくんが言いました。

「そう、わかった。すぐに届けるね」
と、母が言うと
「うん、ありがとー」と
電話の向こうのうみくんが言いました。


-おしまい-


登校して間もなくの電話に
うみくんに何かあったのか、と、慌てて電話に出たのですが…。
学校からうみくん電話をしてくるのも
初めてのことです

うみくんは電話で
忘れたものを母に伝えただけでした。

ですが、母にはうみくんから
忘れ物を届けてほしい、と頼まれたと
そう感じました。

母は、電話を切り
直ぐにうみくんの学校まで向かいました。

学校は朝の会が始まるか否かの時間で
校門にいらした先生に経緯をお話し
教室まで届けることへの承諾を頂いて
うみくんの教室に向かいました。

廊下側の一番後ろに座っているうみくん
廊下からそっと「忘れ物」を手渡して
余計なことは一切せずに
そのまま帰宅しました。

学校から帰宅したうみくんにも
「忘れ物」については一切ふれず
いつものように夕方日課で過ごしていると
うみくんが不意に
「家族ってさー、やっぱいいよねー」と、言いました。

そんなうみくん
「家族って、いいよねー」と、まねで返しながら
うみくんからのもう一つの頼まれごとである
見てみようかなぁーと、思っている母です。