~遠藤式子育ち理論研究所~遠藤さんの子育ち

遠藤式子育ち理論実践中の子育ち家族です👨‍👩‍👧

読み書き計算~数字と時計~

うみくん、今日は子ども会の行事で
先ほど出かけて行きました。

そのお出かけの
ほんの少し前のできごとです。

柱時計のゼンマイを巻き忘れて
柱時計が止まっていました。

それに気づいたうみくん
柱時計のゼンマイを巻きました。
うみくんのその様子を背後から眺めていると
柱時計に何やらついていることに気づきました。

「あれっ?なんかついてる」と
母が不思議そうに言うと
「えっ?今気づいたの?」
「前から貼ってあったじゃん!」
と言うと、柱時計の振り子を揺らし
時計がカチコチ鳴るのを確認してから
柱時計の扉を閉めました。

-おしまい-

イメージ 1
我が家のリビングには
昭和初期のゼンマイ手巻き式柱時計が
あります。

ゼンマイを巻き忘れると
止まってしまいます(苦笑)

ゼンマイは海人とぉちゃんのお役目なので
母はすっかり忘れていました。

普段、柱時計を見ているにもかかわらず
時計についていた紙には気づかず・・・。

イメージ 2
時計の1~12の数字の横に
手書きの数字の紙が
貼り付けてあったのですが
うみくんがつけたらしいのです。

4の数字の横には20と16。

5の数字の横には25と17。
と、まぁこんな感じで分と午後時間を並べて
貼り付けてありました。

「お母さん、知らないって、どんなんだよー」
「もうさー、だいぶ前に貼ってあったのにー」
と、呆れ顔のうみくんでした。

数字や時刻表が大好きなうみくん
算数の時計の授業は得意だったようです。
「学校のと同じにしたんだよー」と
笑っていましたが・・・。

時刻表に並ぶ数字は大好きで
いつも眺めているうみくんですが
計算問題で並ぶ数字や九九の表は
大の苦手で
「数字の種類が違うんだよー」と言ってます(苦笑)

幼少期の頃は「4」へのこだわりが強かったので
表示される目につく数字も「4」こだわり
手にするものにのみならず
乗車するバスをも何本も見送ったこともあります。

幼児期の成長は緩やかで
感覚過敏という感性も持ち合わせていて
数字で何かを表すことが多かったうみくん

イメージ 3

絵を書いたり字を書いたりするよりも
図形や数字を書きながら、もごもごと
何やらひとりで呟くように話していました。

「数字が風景に見える」そんな感覚に
近かったのかもしれないなぁーと
あの頃のうみくんを思い出すことも
しばしばありますが・・・。

今はその感覚も薄れ
気にかかるところも感覚が敏感な面も
日常生活を送るには支障もなく
目立たなくなっています。

ひとり時間で柱時計の数字を眺めつつ
うみくんとの数字にまつわる出来事を
走馬灯のように思い返しながら
「読み書き計算は生活の一部」という
遠藤さんの言葉が
何度もリピートする母です。