家族時間と自分時間
一昨日のできごとです。
「お母さんも行くのー？」
身支度を整えている母に
うみくんが言いました。
「うん、行くよー」
「列車の旅なのにー？」
「お母さんも一緒なのー？」
と、若干、迷惑顔のうみくんです。
「お母さんはさー、お母さんで
ちょっと用があるからさー」
「名駅まで一緒に行くだけだよー」
と、海人とぉちゃん。さらに、続けて
「でさー、近鉄の黄金で待ち合わせしてさー」
「あそこの餃子、食べにいこう」
と、言いました。
－おしまい－
いつもなら、家にいる母ですが
この日は一緒について行きました。
ミッドランドスクエアやJR高島屋で
自分時間を過ごしていたら
ふと、うみくんが幼い頃のある記憶が蘇りました。
ミッドランドスクエアがオープンした時には
うみくんがまだ、産まれる前で
私も元職場の同僚とセミナーや講演会の後などに
よく、立ち寄っていました。
海人とぉちゃんとも待ち合わせして
イルミネーションを眺めたりもしてました。
うみくんが産まれてから
自分の時間はほとんどなくなり
出産後、母となり初めて外での自分時間を
堪能できたのがミッドランドスクエアでした。
ほんの１時間半ほどでしたが
海人とぉちゃんがうみくんの相手をしてくれて・・・。
自分時間を過ごせた時にこみあげてきた
何とも言えないこの感覚。
久しぶりに味わいました。
そういえば、今月のえんどうまめの会で
「自分の時間って、なかなかないですよねー」
と、２歳２ヶ月の女の子がいて
お仕事して見えるOさんが
ぽつりと呟いてみえました。
確かに、母親はなかなか自分の時間が持てない
そんな時期なのだと思うのです。
お子さんの日課の安定も心がけていて
週課でお仕事の時間も確保してみえるOさんには
自分時間は切なる願いなのだと思います。
その横に座ってみえたSさん。
Sさんもご自宅でお仕事をしてみえて
Oさんと同じ年の女の子がみえます。
「私もなかなか自分の時間がなかったのですが」
「最近、子との時間の隙間に自分の時間を見つけることが
とっても楽しみになっているのです」
「見つけたときには、本当に嬉しくて・・・」
そう、お話しされる横顔が何とも穏やかでした。
えんどうまめの会でのお二人のお話しと
うみくんの幼かった頃を思い返しながら
自分時間と家族時間を味わった一日でした。
