うみくんから垣間見ること⑰
昨日のできごとです。
学校からずぶ濡れで帰宅したうみくん。
「学校にさー、置き傘ないとだめだねー」
と、濡れた服を脱ぎながら言いました。
「あー、折りたたみの傘ねー」
と、言いながら母は
玄関のロッカーから折りたたみの傘を出しました。
母から受取った折りたたみの傘を広げチェックをしながら
「今日さー、ジャンバーなかったらさー」
「超、寒くてさー、凍りそうだったよ」
と、言うと
チェックした折りたたみ傘をたたみ
母に手渡しました。
-おしまい-
今週は家庭訪問週間で
学校は4時間授業で早帰りです。
雨は夕方までもつかなぁーと思っていた母は
うみくんに傘を待たせませんでした。
入学当初はこの折りたたみ傘、
自分で広げることができず
置き傘として持たせることができなかったのですが
昨日、名前をつけて
ランドセルに入れることができました。
母が知らぬ間に
熟しながら育っているんだなぁーと
うみくんを垣間見ながら想う母です。