子との暮らし②
今日のできごとです。
朝食を終えてリビングで個々の日課で過ごしていました。
「ちょっと、新聞買いにいくかー？」
と、海人とぉちゃんが言いました。
「ぼくが行ってこようか？」
と、うみくんが言いました。
「おー、ひとりで行くのかー？」と海人とぉちゃん。
「うん、そうだよー、ひとりで行ってくるわー」
と、うみくんそう言うと
でかける準備をはじめました。
－おしまい－
もうねー、突然のできごとで
海人とぉちゃんも母もビックリ！！仰天ー！！
海人とぉちゃんも
軽い気持ちで言ったらしく
まさか、本当に行くとは思ってなかったようです。
うみくんに買ってくる新聞を伝え
「なにか欲しいもの買ってきてもいいぞー」と
お駄賃を渡そうとしたら
「今、欲しいものないからさー、いいわー」
なんて、言ってました。
さらに、自転車での心得などを
海人とぉちゃんがうみくんに伝えて確認すると
「わかってるよー」とうみくん。
母はうみくんと玄関で
「自転車に乗る時はヘルメットをかぶり
交通ルールを守りますー」と学校での誓いを
声出し確認し送り出しました。
バス停一個分、自転車で2、3分の
近くのコンビニまで向かいました。
週課でいつもはお散歩がてら自転車で
海人とぉちゃんと二人ででかけるコンビニです。
英語の帰りに母とも時折、寄るところです。
生協以外に
ひとりで自転車で出かけるなんて
はじめてのことですから・・・。
「なんかさー急にくるんだよねー」
「そうらしいよー、ある日、突然なんだってー」
「もうさー、ひとりで、ちょっと行ってくるわー、なんてことが
これから増えてくるんだよねー」
などと、ふたりで話しながら
うみくんの帰りを待ちました。
「任務完了ー」
颯爽と戻ってきたうみくんの手には
母の大好きなブラックのコーヒーが・・・。
うみくん、お駄賃で買ってきてくれました・・・。
うみくんに一連の流れを聞きながら
点検評価をする海人とぉちゃんとの会話を
母は背中で聞きながら
「このコーヒーすごく美味しいよー」
「一生、忘れられない味だよー」と、
流れそうになる涙を必死に堪え言う母。
「あなたと一緒に暮らせてしあわせだよ」
otamisanさんのブログにあったこの言葉が
母の心に語りかけてくる
そんな我が家の幸せなできごとでした。
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