~遠藤式子育ち理論研究所~遠藤さんの子育ち

遠藤式子育ち理論実践中の子育ち家族です👨‍👩‍👧

親の目線と子の目線②

今日はうみくん、朝から大泣きしました。
そんな今朝のできごとです。
 
いつもの起床時間(6時)を過ぎても
起きてこないうみくん
母がそっと近づいて起床を促しました。
 
すると、うみくん、手足をバタつかせ
母を何度も蹴りました。
「その足はやめてください!
いつもこういう風になるから!!」と
母がうみくんに強い口調で言い
その場を離れてリビングへと向かいました。
 
布団の中でうみくん、大声を張り上げて泣いていました。
しばらくすると、泣きじゃくりながらおトイレに行き
母の用意した起きぬけの水(EM入り)を飲み干し
じいちゃんの部屋に行き、ろうそくに火を灯し
ダイニングの机上空間に腰かけ
朝の計算をはじめました。
 
泣きじゃくりながら母の顔をみながら
朝の一連の儀式を終えると
母にぎゅっと抱きついて
大声を張り上げて泣きました。
 
母も、うみくんをぎゅーと抱きしめました。
 
しばらくして、うみくんの泣き声が小さくなると
母はうみくんの耳元で
「朝ごはんにしようか」とつぶやくように言いました。
 
うみくんは、こくりとうなづきました。
 
-おしまい-
 
 
朝は起こさないのが子育ちなんですが
ギリギリまで待って起きてこない時には
起床を促すことにしています。
 
このところ、泣いてなかったうみくん
今朝、大泣きして情動を出せたのは
良かったのかなぁーと思っています。
 
 
母がビックリしたのは
泣きながらでも朝の儀式はするんですねー。
朝の日課も大きな変化はなく流れていました。
 
 
玄関で身支度を整えたうみくん
玄関から一歩出て、外気温を自分で確かめ
「ジャンバーいらない」と判断し
最初は「今日傘、持ってかないー」なんて言ってましたが
廊下から他の通学団のお友だちが傘を持っている姿を見て
雨がポツンと顔に当たると
「傘、持ってくー」と傘を持っていきました。
 
 
今日から始まる給食には
「歯磨きセット」を持参するのですが
幼稚園から使っているコップに
歯医者さんでもらう歯ブラシに
入れる袋も幼稚園の時に用意したものです。
 
そして、首から下げた水筒も
幼稚園で使っていたものを持っていきました。
 
うみくんの様子をみていると
「繰り返しのリズム」は子に安心を与えるんだな
と、感じています。
 
さらに、生活の中のいつも決まった流れや
「いつもと同じ」という事柄は
子を育む重要な要素になるのだと
思っています。
 
このような「いつもと同じ」生活の流れやリズムから
子は「意志」や「自分」というものを
見出していくのかも知れない・・とも考えています。
 
個人扱いのうみくんには
自分を確立していくプロセスへの
重要な役割を担っているかも・・と思いながら
うみくんを眺めている母です。
 
親の目線と子の目線・・。
時に食い違いながら
共に成長していくのかも知れません・・。