小人扱い卒業宣言!?
2日前のできごとです。
子育ち講座に参加した母は
うみくんを幼稚園にお迎えに行き
名鉄バスで帰宅しました。
「今日でくまコース最後だねー」とうみくん。
バスの窓から外を眺めながら言いました。
「そうだね・・、今日で最後だね・・」と母は
少し小さな声で呟くように言いました。
帰宅後の指示出しには
「今日はお母さんー!全部やってー」とうみくん。
お風呂のそうじも洗濯物も夕食の準備もやらず
「お母さん、ばっかりー!!」とぶつぶつ言いながら
母はひとりで黙々と動いていました。
お風呂に入る頃
「お母さん、ちょっといいかなー」とうみくん。
母を洗面所まで連れて行きました。
そして、洋服を脱ぎながら
「お母さん、言わせてもらうけど・・
うみくんて言うのやめてくれないー?」と
うみくんが言いました。
「えっ、うみくんて言わないでってこと?」と
母が聞くと
「うん、そういうことー。
とぉちゃんもうみくんって、もう言わないし
じぃちゃんも言わなかったでしょ?」
「だから、そうしてほしいのー」とうみくん、
そういうと洋服を脱ぎ終えてお風呂へ行きました。
そして、お風呂場の中から
「もう、僕もうみくんって言わないしさー。
そういうことー」とうみくんが言いました。
-おしまい-
ブログでは僕という言葉を使わず
うみくんって表記していましたけど
最近のうみくん、僕って言うことが増えていました。
そういえば、海人とぉちゃんも
「うみさん」ということが増えていました。
他界した父はうみくんのことを、「うみさん」と呼び
小人扱いしていませんでした。
昨年の小学校入学説明会で教務主任の先生が
新1年生となるお子さんたちに「できるといいね」の
8つのお話しをされました。
その中に
自分のことを「ぼく」「わたし」と言えるというのがありました。
もしかすると、うみくん。
それを意識しているのかも知れませんが
最近、うみくんの中で明らかに何かが
芽生えてきているように感じていました。
母は母で、あー、やっぱりなぁ・・なんて
思ったりもしています。
こうやって、母親卒業へと
向かっていくんですね・・きっと・・。
そんなこともあり、海人ちゃんと話しをし
うみくんが卒園式を終えたら
入学に際しての準備をはじめることにしました。