~遠藤式子育ち理論研究所~遠藤さんの子育ち

遠藤式子育ち理論実践中の子育ち家族です👨‍👩‍👧

トワイライトゾーン・・?

我が家は、プチ単身赴任状態なので、
うみくん、平日は海人とぉちゃんに会えません。
なので、うみくん
海人とぉちゃんと朝と夕方、電話するのが日課になっています。
 
昨日の夕方の日課の電話で
「今日は、転勤の挨拶まわりで直帰できそうだから
うみくんが起きているころに帰れそうだよ」と
海人とぉちゃんから連絡がありました。
 
うみくん、何時ごろ自宅に着くか確認して
海人とぉちゃんをエントランスまでお迎えに行きました。
 
夕食後の時間をうみくんと海人とぉちゃんと
ふたりで過ごします。
 
「とぉちゃん、じぃちゃんの部屋へいこ~」と、うみくん
おもちゃの工具やら水性マジックなどを持込み
何やら、やってます。
 
かすかにお線香の香りが漂ってきて
ふと、他界した父が自宅で療養していた頃を
思い出しました。
 
そういえば、海人とぉちゃん、
あの頃も、父の調子が良い時は
父との晩酌に付き合いながら週末のひとときを
うみくんとふたり父の傍らで過ごしてくれていました。
 
お空に帰った父と母の前で
楽しげに響くふたりの声を聞きながら、
うみくんは父の死をどうとらえているのかな、と
そんなことも思っていました。
 
 
 
=・=・=
 
 
先月の講座で遠藤さん、子が抱く、恐れや不安、
ファンタジー(物語や空想)についてお話しをされていました。
 
現在受講中のNさん、上のおにいちゃんと下のおとうとくんでは
こわいと感じる点が異なるのだそうです。
 
私は子が抱く、この恐れや不安、ファンタジー(物語や空想)を
トワイライトゾーンとよんでいます(笑)
 
(※「不可思議」や「超常現象」が起こる場所などを指す造語。
「昼」でも「夜」でもない曖昧な時間帯である「夕暮れ時」を
「怪異が起こる時間」という意味に使った米SFテレビドラマが語源。)
 
そういえば、マツお母さんのとこのウメ子ちゃんの
トワイライトゾーンについてのお話しもありました~。
 
=・=・=
 
このトワイライトゾーンについての私的な見解ですが
子が抱く、恐れや不安、ファンタジー(物語や空想)の中に
怖さや強さなんかをリアルに感じる感性が
その子にとってのトワイライトゾーンになるのかな、と
思っています。
 
 
うみくんは父が他界するまでの期間、
共に過ごしていました。
 
父がうみくんの手を引いて歩いた元気なころから
しだいに、うみくんが父の手を引いて歩くようになり・・・。
さらに、自宅での療養経て他界するまでの
4年の月日を共に過ごしていました。
 
徐々に変化していく、じぃちゃんの姿をまじかで見ていたうみくん
もちろん、お通夜も葬儀も火葬もすべて体験しているのに
いつも、「じぃちゃんはそばにいる」と思っているから不思議です。
 
そして、じぃちゃんの部屋といい、
他界した私の両親の前で過ごすうみくんの姿から
うみくんにとって父の死は今のところ
トワイライトゾーンではないのだと感じています。
 
ですが、先日、90cmの水槽にいれた
小さめのおたまじゃくしがカネヒラに食べられたのを
目の当たりにしたうみくん
 
大きな声をあげ「おたまじゃくしがしんじゃった~」と
泣きじゃくっていました。
 
あと、おばけ屋敷やおばけなど目に見えないこわいものには
トワイライトゾーンを感じているようです。
 
以前、遠藤さんに本を選書して頂き購入した
「初版 グリム童話集 1」は
「こわい本だから・・」と少し片隅のほうに置いています。
 
 
 
その子が抱く、恐れや不安、ファンタジー(物語や空想)の中で
リアルに感じる情感という感性の鋭さが
その子にとってのトワイライトゾーンになるのかも・・。
 
赤ちゃんの黄昏泣きやお留守番、
肝だめしなんかもトワイライトゾーン
どこか類似する点があるのかも知れません・・・。