ちっちゃいうみくんの 「絵本時間」
「親子で一緒に絵本を読む時間は、子どものこころを豊かに育てます。
それは少し種まきに似て・・・・。
絵本の種は、すぐには大きくならないけど、
ゆっくりとこころに根を下ろし、大きく枝を伸ばします。」
「月刊クーヨン」 2009年5月号に掲載された 松井るり子さんの文章です。
私は、何だか子育ち的と、思いました。
我が家が子育ちに出逢えたのはうみくんが2歳1ヶ月から・・・。
うみくんが産まれる前から、本を頂くことが多かったので
子育ちに出逢う以前も、我が家は本に囲まれ本と過ごせていました。
若かりし頃、作家を目指し、印刷会社に勤務していた父。
そんな父の影響で本好きな私。
幼いころから、たくさんの本に囲まれて生活をしていたので
本に囲まれるそんな環境が当たり前だったのかも知れません。
好きな時に好きなようにうみくんに本読みをしていました。
ひとつ、子育ち的だったのは、絵本と自分の腕でうみくんをぐるっと囲んで
膝の中にいれ 「お母さん椅子」 スタイルで読んでいたということ・・・。
あとは、家にある本を自由気ままに 「絵本時間」 していたような感じでした。
そんな本読みでした。
今、改めて振り返ってみると、これも物語になるんですね~。
ただ、この頃のうみくん。
本を読むこと以外に本のカバーを外すことのが楽しかったらしく・・・。
並べてある本を引っ張りだし、
「あー、あー」 「なーな」 と言いながら、片っぱしから外していました。
今思えば、それはそれでいいんですけど、
その頃の私は、もぉ~、なんで本をこんなことするのよ~~
なんて、うみくんの行動を止めさせたくって、カバーは本から外してました。
そしたら、前回のF講座で遠藤さん、
「絵本にカバーをするのは日本だけなんですよ。あれ、邪魔なんですよね。
本から外して、額の中にいれてリビングに飾っておけばいいんですよ。」
えぇ~、そうだったんですか~~
うみくん、もしかすると、理にかなったことしていたのかも・・・。
ただ、飾るのは今読んでいる、リアルタイムのもので
本もある程度、その時の子に合わせて親が選書するので
年齢の合わないような本は待機棚ってことになるんですよね・・、きっと・・・。
そして、よく見てみると、月齢が小さい子の絵本って、カバーがないものが多い。
ていうか、絵本にカバーがありません・・・。
うみくんがカバーを外していた本は幼児図鑑シリーズです。
うみくんの月齢を考えず、頂いた本も全てメイン棚に並べていた母の失態ですね・・・。
現在、5歳3ヶ月のうみくんの大のお気に入りは
遠藤さんに選書して頂いた 「3だいの機関車 1」 これには、カバーがあります。
リビングにある海人とぉちゃんのレコードコレクションのように
うみくんの本のカバーを 「お気に入りの逸品」 として リビングに飾るのも悪くないなぁ・・。
と、思っている母です。