~遠藤式子育ち理論研究所~遠藤さんの子育ち

遠藤式子育ち理論実践中の子育ち家族です👨‍👩‍👧

啓蟄

今日は啓蟄
冬ごもりをしていたが穴から出てくるころとされています。
まだまだ、弥生の季節で寒暖入りまじるのですが、
半歩、一歩と少しずつ、春に近づいているのかなぁ~と、感じる今日この頃です。
 
そうそう、動植物は季節に敏感ですよね~。
 
いつもの散歩道、田んぼの脇の小道に
うみくん曰く、「可愛いお花」のイヌフグリが咲いていました。
少し離れたところに「春の七草」のひとつ、
ぺんぺん草でお馴染みのなずなも咲いていました~。
 
 
そして、我が家のおたまじゃくしも先日、無事にカエルに変体しました。
 
 
昨年の晩秋の頃、うみくんと海人とぉちゃん、となり町の用水路で
おたまじゃくしを見つけました。
うみくん、頑として「うみくんのおたまじゃくし」と、逃がしてあげず・・・。
 
 
そんなこんなで「うみくんのおたまじゃくし」
タナゴやカネヒラ、ドジョウにモロコがいる我が家の90cmの水槽に
仲間入りして4ヶ月・・・。
立派なカエルになりました。
 
 
私は、おたまじゃくしが越冬するなんて思っていなかったので
内心、大丈夫かなぁ・・・、と、心配でしたが。
 
年が明けて、一月末、おたまじゃくしに小さな足がはえてきました。
毎日、おたまじゃくしを見ているうみくん
些細な変化にも敏感でした。
 
すぐに、海人とぉちゃんに電話でお知らせ・・・。
その日から、ふたりの観察物語が始まりました。
母はそんなふたりを見ているだけ。
こんなふうに、父親に移行していくんだなぁ~と、眺めていました。
 
 
「お母さん、おたまじゃくしはね、カエルになるんだよ~」
母は教えない人、何も知らない人なのでうみくん、毎日、毎日、
水槽のおたまじゃくしを指さして、カエルへの変化を知らせてくれます。
 
 
おたまじゃくしの足は、ゆっくり、ゆっくり、時間をかけてのびていきました。
一ヶ月ほどたった、二月の末日。
おたまじゃくしの頭のすぐ下あたりに穴があきました。
 
これにはうみくん、大仰天~~~!!!
「お~かあ~さん~、たいへん~、おたまじゃくしに、あながあいちゃった~~~」と、
大きな声で、叫びました。
 
あながあいたとこに手がニョキっとでてきました。
足は、あんなにゆっくりだったのに、
手は体の中でできていて、1日ではえました。
これには私もビックリ!!
 
 
そして、徐々に丸いおたまじゃくしの顔がシャープなカエル顔になり、
足と手には立派な水掻きもできました。
そして、しっぽも少しずつ短くなり・・・。
 
 
 
啓蟄の2日前、カエルになったおたまじゃくしを90cmの水槽から
イモリの水槽へ、うみくんが移しかえました。
 
 
石にのり、立派になったうみくんのおたまじゃくし・・・。
 
 
今週末に我が家から広い世界へと、旅立っていきます。