余計なアドバイスは雑音?
一昨日のできごとです。
うみくんが持ち帰ったプリントの中に
白紙のテストが二枚入っていました。
「うみさん、国語と社会のテストがあるよー」
と、白紙のテストをうみくんに見せながら言いました。
すると、うみくんはテストを手に取り
「あー、それー、やらなかったー」
と、あっけらかんと言いました。
「お休みの時のやらなかったの?」と母。
「先生がさー、やるかー?って聞いたから
やらないーってやらなかった」とうみくん。
うみくんの返答にびっくりした母は
「えっ?やらなかったのー!」と、大きめな声で言うと
「社会はさー、昔館の資料をまとめて発表してるし」
「国語はモチモチの木の問題でさー。
学力テストでもやったし、漢字はさー、
覚えればいいだけだから別にいいかなぁーって」
うみくんは、母にそう言うと
タブレットを片手に何やら検索を始めました。
-おしまい-
うみくんのプリントの中から
白紙のテストが出てきてビックリした母。
「思わず、なんでやらなかったのー!」
と、声を張り上げそうになった母ですが・・・。
なぜテストをやらなかったのか、という点が
うみくんの中で明確になっているようなので
うみくんの決断に対しては母が
あれこれ言うべきことではないなぁーとも感じ
ぐっと、堪えました。
そして、担任の先生もうみくんの
「やらない」という選択肢を尊重してのことなので
母は口出しをせずに相づちで返すのみでした。
母の「やった方がよい」という思いは
うみくんを垣間見ながらに思う母です。