個性はにじみ出てくるもの
先日のできごとです。
「うみさんてさー、下から見上げるような
視線で話を聞いててさー」
「何かさー、目つきが悪いなぁーって
思っちゃったんだよねー」
うみくんの学校の支援員として
学区探検の引率をした母。
探検先でお話をお聞きしていた際に
お話されている方を
鋭い目つきで睨みつけるようなうみくんの顔つきが
母は気になっていました。
その様子を海人とぉちゃんに物語りながら
「乳幼児の頃からそんな傾向があってさー、
いぶし銀の顔で渋いよねーなんて
言われたこともあったんだよねー」
と、言うと
「それはさー、面構えがいいってことだよー」
「そういうのはさー、作ろうと思っても
作れるものじゃないから」
「いいんじゃないのー」と
海人とぉちゃんが言いました。
-おしまい-
反感を買われるというか
相手の方が気分を害するのではないかと
うみくんの顔つきから母はそう感じていたのです。
海人とぉちゃんの思いがけない言葉に
あー、そういう見方もあるのだと
思った訳です。
以前、講演会で良い面構えになる条件として
「さまざまな困難にもめげずに
自分の意志を貫く強さ」
というようなお話を伺ったことがありました。
そういえば、遠藤さんも
「個性はにじみ出るものであって
つくるものではない」って
講座でお話されてましたっけ。
「まぁーね、自分の意志を貫く頑固さは
母親譲りだからー」
海人とぉちゃんの言葉に
妙に納得する母です(苦笑)