~遠藤式子育ち理論研究所~遠藤さんの子育ち

遠藤式子育ち理論実践中の子育ち家族です👨‍👩‍👧

子育ち合宿~自由とやりたい放題~

子育ち合宿では子はありのままです。
いろんなタイプの子がいます。
 
新しい環境や周りに馴染めず
母から離れられない子。
 
合宿ではじめて会ったのに
物おじせずに打ち解け、溶け込んでいく子。
 
厨房には入らず、おもちゃ空間で遊んでいる子。
 
「今日がお誕生日!」と
遠藤さんに自らアピールしてプレゼントをゲットした子。
 
みんなちがってみんないい!!
子育ちっ子はまさにそんな感じです。
 
 
さらに、いやだは保証付きです。
ですから、あちらこちらで
「やだねー」が聞こえてきます。
 
それでも子も親も落ち着いているから不思議です。
 
 
=・=・=
 
子育ち合宿での「大人の会」のお話し。
 
とある子育ちOBの方は
自然・自由を保育の柱としている園に
お子さんを通わせているのだとか。
 
そこでの子の生活は風のように自由で
時間割が一切ないのだそうです。
 
広大な自然が溢れる中で子はみな自由に思い思いに遊び
気の向くままの自由な園生活をおくるのだそうです。
 
ですが、子育ちっ子は馴染めないようなんです。
そのことを遠藤さんに相談にいらしたのだとか・・・。
 
子が自由であればあるほど
子育ちっ子が自由でなくなる。
すると、昨年、受講の方が
「そういうのってありますよね・・」と。
 
すると、遠藤さん。
「そうなるに決まってんじゃん」と、一言。
 
子育ちの合宿と同じのようで同じじゃない。
何かが違うのです。
私は、このことがずっと頭に残っていたのです。
 
 
=・=・=
 
先日の命のイベントでのこと。
子育ち同期のSちゃんとYちゃんとの昼食での一時。
お風呂の話になりました。
 
お風呂を嫌がる時どうするか・・・。
うみくんは嫌なら入らないよー」と私が言うと
子育ち同期のSちゃんとYちゃんは
「お風呂だけは入ってもらいたい」と、同意見。
 
 
お風呂入る派と入らなくてもいい派。
子への対応、子育ちでいうテクニックも
人それぞれで違うんですよねー。
みんなちがってみんないい!
 
と思うと、子育ち合宿で子が思い思いに過ごすのと
自由を保育の柱としている園と、基本は同じような・・・。
 
 
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子育ち合宿で夜中、泣いちゃったんです。
母が大人の会にでている時のことです。
 
先月末の県民の森での幼稚園の
お泊り保育でも泣いちゃったんです。
「夜寝る前、おねまきにお着がえするときに」
「お母さんって思って泣けちゃったの」と・・・。
 
ですが、7月末の幼稚園でのお泊り保育では
泣かなかったんです。
 
いつもまねで返しながらなんでかな・・と思っていたんですけど。
昨日、海人とぉちゃんが言ってました。
「あれな、幼稚園はいつも行ってるけど県民の森は
はじめてだったろう。うみくん、゛遠いけど大丈夫かな・・゛って
行く前に言ってたぞ」と。

そっかぁ・・。
うみくんとそんな話ししてたんだ・・。

 
うみくんにとって幼稚園は生活の場でもあるのです。
いつも通う同じ場所。
幼稚園はうみくんの生活の場所でもあり、
今では安心できる場所でもあります。
 
うみくん、馴染みのある生活の場なら大丈夫そうですが
うみくんのテリトリーではない場所で生活をするのは
まだ、不安なようです。
 
 
ちょっと、横道にそれてしまいましたが・・(苦笑)
 
 
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園は子が生活する場所です。
 
生活は生きること。
「生活」と「遊び」を区別することなくごっちゃになると
秩序は成り立ちにくいやりたい放題になってしまうのかも。
 
 
自由はやりたい放題ではなく一定の秩序の上に成り立つ
 
 
「生活をする」ことを考えて「日課」という
時間割ではない生活の流れを意識する
この上に自由が成り立つのかも・・知れません。